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Vivaldi Technologiesがデスクトップ版Vivaldi 7.1をリリース、他ブラウザーのタブ移行機能とダッシュボードの強化で利便性が向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Vivaldi 7.1がデスクトップ版をリリース
  • 他のWebブラウザーのタブをVivaldiで開く機能を追加
  • 新機能としてダッシュボードに天気ウィジェットを搭載

Vivaldi 7.1の新機能によりブラウザー乗り換えが容易に

ノルウェーのVivaldi Technologiesは、デスクトップ版のWebブラウザー「Vivaldi 7.1」を2024年10月24日にリリースした。新バージョンではGoogle Chromeなど他のWebブラウザーで開いていたタブをVivaldiでも開けるようになり、ブラウザーの移行がより簡単になっている。[1]

他ブラウザーのタブをVivaldiで開く機能は、ウィンドウ左上にあるVivaldiロゴから表示できるメニューで[ファイル]-[アプリケーションまたはファイルからインポート]を選択することで利用可能になる。Webブラウザーとプロファイルはプルダウンメニューで選択でき、当該のブラウザーが起動していない状態でインポートを実行することができるだろう。

さらにダッシュボード機能も強化され、新たに天気情報を表示するウィジェットが追加された。ダッシュボードのウィジェットには背景画像の変更機能や、半透明化する機能も実装されており、ユーザーの好みに合わせたカスタマイズが可能になっている。

Vivaldi 7.1の新機能まとめ

タブインポート機能 天気ウィジェット ウィジェットカスタマイズ
主な機能 他ブラウザーのタブ移行 天気情報の表示 背景画像の変更
対象範囲 Google Chromeなど 選択した地域 全ウィジェット

タブインポート機能について

タブインポート機能とは、他のWebブラウザーで開いているタブをVivaldi上で一括して開くことができる機能のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • ブラウザー設定のインポート機能の一部として利用可能
  • プルダウンメニューでブラウザーとプロファイルを選択可能
  • 当該ブラウザーの終了が必要な仕様

Vivaldi 7.1のタブインポート機能は、ファイルメニューからアクセス可能で、インポート機能のダイアログから実行することができる。ただし、インポート元のブラウザーが起動している状態ではインポートが実行できず、プロセスが残っている場合はタスクマネージャーなどでプロセスを終了する必要がある。

Vivaldi 7.1に関する考察

Vivaldi 7.1のタブインポート機能は、ブラウザー移行の障壁を大きく下げる意義のある機能として評価できる。ユーザーが複数のブラウザーを併用している現状を考えると、タブの移行を簡単に行える機能は作業効率の向上に大きく貢献するだろう。

一方で、当該ブラウザーの終了が必要という仕様は、ユーザビリティの面で改善の余地がある。今後はブラウザーの起動中でもインポートできる機能や、特定のタブだけを選択してインポートできる柔軟性が求められるだろう。

将来的には、ブラウザー間でのブックマークや設定の同期など、より広範なデータ連携機能の実装が期待される。Vivaldiの独自機能を活かしつつ、他ブラウザーとの互換性を高めることで、ユーザーベースの拡大につながるはずだ。

参考サイト

  1. ^ Vivaldi ブラウザ. 「デスクトップ版 Vivaldi 7.1: ウィジェット、タブの新機能で 2025 年をスマートに発進 | Vivaldi Browser」. https://vivaldi.com/ja/blog/vivaldi-on-desktop-7-1/, (参照 25-01-28).
  2. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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