特定非営利活動法人映像産業振興機構が第10回JLPP翻訳コンクールを発表、新進翻訳家の発掘と育成に向け2部門で開催へ
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PR TIMES より
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記事の要約
- VIPOとJLPP事務局が第10回JLPP翻訳コンクールを発表
- 現代文学部門と古典文学部門の2部門で実施予定
- 受賞者には部門・言語ごとに最優秀賞100万円を授与
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JLPP翻訳コンクール第10回の実施概要が決定
特定非営利活動法人映像産業振興機構とJLPP事務局は、文化庁からの委託を受け「令和6年度活字文化のグローバル発信・普及事業」の一環として2025年1月24日に第10回JLPP翻訳コンクールの実施要項を発表した。翻訳コンクールは現代文学部門と古典文学部門の2部門で開催され、海外発信の基盤となる翻訳家の発掘・育成を目指すものである。[1]
今回の翻訳コンクールは現代文学部門が英語とスペイン語の2言語、古典文学部門が英語での実施となり、対象作品として現代文学部門では井上荒野著「二十人目ルール」が、古典文学部門では井関隆子著『井関隆子日記』の一部が選定された。応募資格は翻訳作品の単行本出版経験がない者に限定され、より多くの新進翻訳家の発掘を目指している。
過去のJLPP翻訳コンクール受賞者からは、世界幻想文学大賞2021年短編集部門を受賞したポリー・バートン氏や、2022年ブッカー国際賞最終候補となったサム・ベット氏など、世界的に活躍する翻訳家を輩出している。応募期間は2025年6月1日から6月30日までとなっており、各部門・言語の最優秀賞には100万円が授与される。
第10回JLPP翻訳コンクールの実施内容まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
応募期間 | 2025年6月1日~6月30日 |
対象言語 | 現代文学部門:英語/スペイン語、古典文学部門:英語 |
課題作品 | 現代文学部門:井上荒野「二十人目ルール」、古典文学部門:『井関隆子日記』 |
賞金 | 最優秀賞:各部門・言語1名100万円、優秀賞:各部門・言語2名各25万円 |
応募資格 | 翻訳作品の単行本出版経験がない者(雑誌・アンソロジー等での掲載経験は可) |
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文芸翻訳家について
文芸翻訳家とは、小説や詩などの文学作品を異なる言語に翻訳する専門家のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 原作の文体や雰囲気を別の言語で再現する高度な言語能力
- 文化的背景や文学的な表現を理解し適切に伝える力
- 創造的な表現力と原作への忠実さのバランス感覚
文芸翻訳家の育成は日本文学の海外発信において重要な役割を果たしており、JLPP翻訳コンクールはその登竜門となっている。過去の受賞者からは世界幻想文学大賞やブッカー国際賞の候補者を輩出するなど、日本文学の国際的な評価向上に大きく貢献している。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「【実施要項発表】「第10回 JLPP翻訳コンクール」現代文学部門、古典文学部門の2部門で実施! | 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000103029.html, (参照 25-01-28).
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