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公開：2025-01-29

エクサウィザーズが人材アセスメントDIAと人事データを組み合わせた可視化サービスを開発、2025年4月から正式提供へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• エクサウィザーズがDIAと人事データを組み合わせた可視化サービスを開発
• 生成AIを活用した組織・人材の特徴分析と課題提示が可能に
• 北海道ガスなど複数の大手企業へ提供を開始

エクサウィザーズが人材アセスメントDIAと人事データを統合した可視化サービスを開発

株式会社エクサウィザーズは、約2000社、約28万人が利用する人材アセスメントDIAの結果データと各企業の人事データを組み合わせて分析し、会社や組織の強みや弱みなどの示唆を提供するサービスを2025年1月28日に発表した。DIAはデジタルスキル標準に完全準拠しており、DXリテラシー標準10個とDX推進スキル標準25個で受検者や組織の強み弱みを明確にすることが可能である。^[1]

このサービスでは生成AIを活用して組織内の集団や個人の特徴を可視化し、具体的な特徴や課題をコメントとして提供することが可能になった。人材育成や配置、組織力強化の戦略に活かすことができ、大手顧客数社との検証でも一定の評価を得ている。

本サービスは2025年4月以降に正式サービスとして提供される予定であり、人材発掘や育成計画、採用などに活用できる分析レポートを提供する。人材の最適配置や組織設計、人事制度の変更・刷新、外部人材の採用・登用など、組織や企業全体の競争力強化につながる人事戦略の立案・実行にも活用可能だ。

DIAと人事データの統合サービスの機能まとめ

DIAの詳細についてはこちら

デジタルスキル標準について

デジタルスキル標準とは、経済産業省と情報処理推進機構（IPA）が策定した、DX推進に必要なスキルやリテラシーを体系化した基準のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• DXリテラシー標準10項目とDX推進スキル標準25項目で構成
• DX人材の発掘・育成に必要な能力を明確化
• 企業のDX推進における人材要件定義や育成計画に活用可能

エクサウィザーズのDIAはデジタルスキル標準に完全準拠しており、各企業のDX人材の発掘や育成に活用されている。DIAと人事データを組み合わせた分析により、より効果的な人材育成や組織改革が可能になることが期待されている。

DIAと人事データの統合サービスに関する考察

本サービスは、日本企業におけるデータドリブンな人事施策の実行という課題に対する具体的なソリューションとなり得る重要な取り組みである。DIAの豊富な導入実績とデジタルスキル標準への準拠は、サービスの信頼性と有用性を高める要素となっているだろう。

今後の課題として、生成AIによる分析や示唆の精度向上と、それに伴う人事判断の妥当性の検証が必要になってくるだろう。企業固有の文化や価値観を考慮した分析モデルの構築と、個人情報保護に配慮したデータ活用の両立が求められている。

将来的には、より多様な人事データとの連携や、業界特性に応じたカスタマイズ機能の追加が望まれる。グローバル展開を視野に入れた多言語対応や、異なる雇用慣行への適応も重要な検討課題となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「エクサウィザーズ、人材アセスメント「DIA」と 人事データを掛け合わせた、組織や人材の可視化サービスを開発 | 株式会社エクサウィザーズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000314.000030192.html, (参照 25-01-29).
2. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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