エックスモバイルがいちごホールディングスを子会社化、宅配ピザネットワークを活用した携帯販売展開へ

PR TIMES より
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記事の要約
- エックスモバイルがいちごホールディングスを子会社化
- 木野将徳が取締役会長、宮下貴弘が代表取締役社長に就任
- 宅配ピザのネットワークを活用した携帯販売を展開予定
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エックスモバイルのいちごホールディングス子会社化によるビジネス展開
エックスモバイルは、宅配ピザチェーンの「ストロベリーコーンズ」や「ナポリの窯」を展開する株式会社いちごホールディングスの株式を2025年1月15日に過半数を取得し、子会社化を完了した。この子会社化は旧知の経営者の紹介で、故宮下会長とエックスモバイル代表の木野が出会ったことがきっかけとなっている。[1]
新体制では、昨年11月に急逝したいちごホールディングスの創業者である故宮下雅光を永久名誉会長とし、エックスモバイルの社長である木野将徳が取締役会長に就任することで経営を一体化する。また故宮下雅光の長男である宮下貴弘が代表取締役社長として現場を統括することになった。
両社の強みを活かした相乗効果として、宅配ピザの拠点と配送ネットワークを活用したエックスモバイルの販売拡大や、エックスモバイルの加入者限定のピザの優待やコンテンツ提供といったサービスを展開する。今後もインフルエンサーや協業先との強い信頼関係を活かし、コラボメニューの開発も計画している。
いちごホールディングスの概要
項目 | 詳細 |
---|---|
設立 | 1983年10月 |
資本金 | 1億円 |
本社所在地 | 宮城県仙台市青葉区中央2-2-15 SC中央ビル |
従業員数 | 1,096名(グループ合計) |
グループ会社 | 株式会社ストロベリーコーンズ |
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MVNOについて
MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)」の略称で、携帯電話サービスを提供する通信事業者の一形態を指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 携帯電話会社の回線を借りてサービスを提供
- 独自のサービスや料金プランを設定可能
- 一般的に大手キャリアより低価格で提供
エックスモバイルは2013年に設立された独立系MVNOで、格安スマホ業界では店舗数No.1を誇っている。これまでもPPIHとのコラボ携帯「マジモバ」や堀江貴文氏との「HORIE MOBILE」など、独自のコラボレーションを展開してきた経緯がある。
子会社化に関する考察
エックスモバイルといちごホールディングスの子会社化は、異業種間の相乗効果を狙った戦略的な意義を持つものとなっている。宅配ピザの配送ネットワークを活用した携帯販売の展開は、エックスモバイルの販売チャネル拡大と地域密着型のサービス提供を可能にするだろう。
一方で、両社の企業文化や業務プロセスの統合には課題が残されている可能性がある。店舗運営やサービス提供の方法が大きく異なる両社の統合には、慎重なマネジメントと段階的なアプローチが必要となってくるだろう。
今後は両社の強みを活かしたコラボメニューの開発や、加入者限定の優待サービスなど、新たな価値提供の可能性が広がっている。特にインフルエンサーマーケティングとの連携により、若年層を中心とした新規顧客の獲得が期待できる展開となっている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「エックスモバイル、宅配ピザの「ストロベリーコーンズ」や「ナポリの窯」を展開するいちごホールディングスを子会社化 | エックスモバイル株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000044580.html, (参照 25-01-31).
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