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ナイコムがKiwi Ears開放型ヘッドフォンEllipseを9900円で発売、フロアスピーカーの音響特性を追求

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ナイコムがKiwi Ears「Ellipse」を2月7日発売
  • 開放型ヘッドフォンの価格は9,900円
  • フロア型スピーカーの音響特性を再現

Kiwi Ears新製品「Ellipse」の国内発売決定

ナイコムは中国のオーディオブランドKiwi Earsの新製品となる開放型ヘッドフォン「Ellipse」の国内販売を2025年2月7日より開始することを発表した。税込価格9,900円で提供される「Ellipse」は、フロアスタンディング・スピーカーの臨場感あふれる音響特性をヘッドフォンで実現することを目指した製品だ。[1]

カスタムメイドのPUとPEK複合ダイアフラムを採用した50mm径ダイナミックドライバーには、超高純度銅リングによって強化された性能とカスタムCCAWハイテンション・ボイスコイル、N42高性能マグネットを組み合わせることで最適化を実現している。全周波数帯域にわたって豊かでクリアかつ繊細なサウンドを提供することで、あらゆる音楽ジャンルで臨場感溢れるリスニング体験を可能にするだろう。

本体設計では人間工学に基づいたアプローチを採用し、ヘッドバンドには厚手のパッド入りヴィーガンレザーを使用することで、柔らかさとフィット感を両立している。イヤーパッドにも特別設計のヴィーガンレザーを採用し、低音のレスポンスを最適化する構造によって音質と快適性を高次元で実現したのが特徴だ。

Ellipseの主な仕様

項目 詳細
周波数特性 20Hz〜20kHz
感度 98dB SPL/mW(1kHz)
インピーダンス 32Ω
重量 約280g
端子 3.5mmモノラルミニ×2(ヘッドフォン側)、3.5mmステレオミニ(ケーブル側)
付属品 6.3mmステレオ標準アダプタ、着脱式ケーブル(約3m)

ダイナミックドライバーについて

ダイナミックドライバーとは、ヘッドフォンやスピーカーの音を生み出す核となる振動板ユニットのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 磁石とボイスコイルの電磁作用で振動板を動かし音を生成
  • 豊かな低音再生と力強い音圧レベルを実現
  • シンプルな構造で耐久性が高く、コストパフォーマンスに優れる

Ellipseに搭載されたダイナミックドライバーは、カスタムメイドのPUとPEK複合ダイアフラムを採用し、超高純度銅リングとCCAWボイスコイルによって性能を強化している。N42高性能マグネットと組み合わせることで、全周波数帯域での優れた音響特性を実現するのが特徴だ。

Kiwi Ears Ellipseに関する考察

Kiwi Ears Ellipseの価格設定は、高品質なオーディオ体験を求めるユーザーにとって魅力的なポイントとなっている。カスタムメイドのドライバーや高級素材を採用しながらも1万円を切る価格は、オーディオ市場における新たな価値基準を創出する可能性を秘めているだろう。

一方で、フロアスタンディング・スピーカーの音響特性をヘッドフォンで再現するという挑戦的なアプローチには、技術的な課題が存在する可能性がある。空間における音の反射や干渉といった物理的な要素をどこまで忠実に再現できるかが、製品の評価を左右する重要な要素となるだろう。

今後の展開としては、ソフトウェアによるDSP処理の導入やワイヤレス対応モデルのラインナップ追加が期待される。オーディオ市場における技術革新と価格競争が激化する中、Kiwi Earsブランドの成長戦略に注目が集まるはずだ。

参考サイト

  1. ^ ナイコム株式会社. 「【お知らせ】Kiwi Ears『Ellipse』国内流通開始のお知らせ – ナイコム株式会社」. https://knicom.co.jp/news/20250131/, (参照 25-02-04).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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