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中日新聞社が囲碁将棋報道向けアプリUROBINをリリース、最新OS対応で編集業務の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

中日新聞社が囲碁将棋報道向けアプリUROBINをリリース、最新OS対応で編集業務の効率化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • 中日新聞社が紙面印刷用の囲碁・将棋盤面制作アプリをリリース
  • 最新OSに対応し取材先からオンライン直送が可能に
  • HOUSEI社と販売代理店契約を締結し業界普及を目指す

中日新聞社のUROBINで囲碁将棋報道の効率化を実現

中日新聞社は囲碁・将棋報道向けの紙面印刷用盤面図制作アプリケーション「UROBIN」を2025年2月5日にリリースした。最新のWindows OSに対応し、記者が取材先から編集素材管理システムへ盤面図をオンラインで直送できる機能を実装したことで、従来の編集業務の効率化に大きく貢献する仕組みとなっている。[1]

囲碁・将棋報道においては盤面図が必要不可欠な要素であり、従来は専用アプリケーションでの制作を行ってきたが、OSアップデートへの対応費用や将棋の独自書体の使いづらさ、業界特有のサイズ単位への非対応など多くの課題を抱えていた状況が続いていた。このような課題を解決するため、中日新聞社名古屋本社技術局が開発に取り組み、2022年秋から自社での運用を開始している。

中日新聞社は新聞・出版業界のITシステムを手掛けるHOUSEI社と販売代理店契約を結び、同様の課題を抱える新聞社や雑誌出版社への提供を開始する方針だ。2月19日から21日に開催される新聞製作技術展では、HOUSEIのブースにてデモンストレーションを実施し、機能の詳細を紹介する予定となっている。

UROBINの機能まとめ

項目 詳細
対応OS Windows 10/11
画像出力形式 EPSJPEGPDF
月額利用料(税別) 将棋または囲碁単独:9,800円、セット:16,000円
主な機能(共通) ドラッグ&ドロップ入力、作成条件のテンプレート化
囲碁特有機能 ugf形式の棋譜ファイル読み込み、参考図の表示
将棋特有機能 kif/kifu形式の棋譜ファイル読み込み、二歩チェック機能
中日新聞社の詳細はこちら

棋譜ファイルについて

棋譜ファイルとは、囲碁や将棋の対局における着手や局面を記録したデジタルデータのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 対局の進行状況を時系列で記録し再現可能
  • 専用のフォーマットで効率的なデータ管理を実現
  • デジタル環境での共有や解析に活用可能

UROBINでは将棋においてはkif形式(Shift-JIS)とkifu形式(UTF-8)、囲碁においてはugf形式の棋譜ファイルに対応している。これにより記者は取材現場で棋譜データを直接読み込み、効率的に盤面図を作成することが可能となっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「紙媒体向け 囲碁・将棋の譜面制作アプリ「UROBIN®」リリース | 株式会社中日新聞社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000022390.html, (参照 25-02-05).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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