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SECURITY

公開：2025-02-13

テックファームがマネーロンダリング対策システムPS XCHECKERを開発、2月20日よりテストサービス開始でコンプライアンス強化を支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• テックファームがマネーロンダリング対策システムPS XCHECKERを開発
• 2月20日よりテストサービスを開始し年内に本サービス提供予定
• カジノ、金融、不動産など幅広い業界での活用を想定

テックファームのマネーロンダリング対策システムPS XCHECKERの特徴

テックファームは米国カジノ施設向けソリューション開発会社Prism Solutions Inc.の知見を活かし、オンライン個人信用審査システム「PS XCHECKER」を2025年2月20日よりテストサービスとして提供開始する。このシステムは金融制裁対象者リストおよびPEPs該当の有無をオンラインで即座に確認することが可能であり、国内初となる無料プランも用意されている。^[1]

PS XCHECKERは金融庁のガイドラインに沿った顧客デューデリジェンスを実現するために開発されたシステムである。PSIのアンチ・マネーロンダリングのスペシャリストチームが持つノウハウを基に独自のデータベースを構築しており、多額のコストがかかるシステム導入や外国語での煩雑な業務を必要としない点が特徴だ。

また業界初の機能として、グラフデータベースを採用することで対象者の情報だけでなく関連人物との関係性も相関図で表示することが可能となっている。このような視覚的な表示により、リスト表示だけでは把握しづらい人物間の関係性をより詳細に分析できるようになった。

PS XCHECKERの機能まとめ

PS XCHECKERの詳細はこちら

マネーロンダリングについて

マネーロンダリングとは、違法な手段で得た資金を合法的な資金に見せかける行為のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 不正な資金の出所を隠蔽する金融犯罪の一種
• 複雑な取引や口座移動を通じて資金の追跡を困難にする
• 国際的な金融システムの健全性を脅かす重大な問題

近年、日本でも金融庁主導でマネーロンダリング対策の強化が進められており、多くの企業が金融庁のガイドラインに沿った対策を実施している。従来の反社会的勢力の確認や信用確認に加え、海外制裁リストの照合や顧客デューデリジェンスなど、より包括的な対応が求められるようになってきた。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「テックファーム、マネーロンダリング対策ソリューションシステム「PS XCHECKER™️（PSクロスチェッカー™️）」テストサービスの提供を開始 | テックファームホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000003230.html, (参照 25-02-13).
2. 金融庁. https://www.fsa.go.jp/

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