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Brynhildr Freeにゲームパッドプラグインgamepad.dll 0.9.0が登場、ソースコード公開でカスタマイズも可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Brynhildr Free向けゲームパッドプラグインをリリース
  • バージョン0.9.0のベータ版として公開
  • C++ソースコードを含むパブリックドメインで提供

Brynhildr Freeでゲームパッド操作が可能に、カスタマイズ可能なプラグインをリリース

リモートデスクトップソフトウェア「Brynhildr Free」向けのゲームパッドプラグイン「gamepad.dll」が2025年2月11日にリリースされた。クライアント側に接続されたゲームパッドの信号をサーバー側の仮想ゲームパッド「vJoy」に転送することで、リモートデスクトップ環境でのゲームパッド操作を実現している。[1]

ゲームパッドプラグインのバージョンは「0.9.0」でベータ版として提供されており、C++言語で書かれたソースコード「gamepad.cpp」も同梱されている。ソースコードはパブリックドメインとして公開されており、ユーザー側で自由にカスタマイズが可能となっている。

プラグインの導入手順はサーバー側の「brynhildr.exe」と同じフォルダに「gamepad.dll」を配置し、「vJoy」をインストールして「x86」フォルダから必要なDLLファイルをコピーするだけとシンプルな構成になっている。デフォルトではDualSense向けの設定が組み込まれているが、ソースコード内の「g_joy_btn」の値を変更することでボタン割り当ての変更も可能だ。

gamepad.dllの主な機能まとめ

項目 詳細
バージョン 0.9.0(ベータ版)
対応vJoyバージョン 2.1.9.1(他バージョンでも動作可能性あり)
必要ファイル gamepad.dll、vJoyInterface.dll、vJoyInterfaceWrap.dll
カスタマイズ対象 gamepad.cpp内のg_joy_btnで設定変更可能
ライセンス パブリックドメイン

vJoyについて

vJoyとは、Windows環境で動作する仮想ゲームパッドを実現するためのドライバおよびインターフェースを提供するソフトウェアである。以下のような特徴を持っている。

  • 物理的なゲームパッドをエミュレートし仮想的なゲームパッドとして機能
  • プログラムから制御可能なAPIを提供
  • 複数の仮想デバイスを同時に作成可能

vJoyはBrynhildr Freeのゲームパッドプラグインにおいて、クライアント側から送信されたゲームパッド信号をサーバー側で受け取り、仮想的なゲームパッドとして出力する重要な役割を果たしている。プラグインでは現在バージョン2.1.9.1での動作が確認されているが、他のバージョンでも動作する可能性が高いとされている。

参考サイト

  1. ^ リモートデスクトップエンジニアのブログ. 「ゲームパッドプラグイン「gamepad.dll」リリース ( リモートデスクトップエンジニアのブログ。 )」. https://blog.x-row.net/?p=20073, (参照 25-02-18).

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