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公開：2025-02-21

アスエネUSAと17 Waysがパートナーシップ締結、米国製造業の脱炭素化とサステナブル経営支援を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アスエネUSAと17 Ways社がパートナーシップに関する覚書を締結
• 米国製造業向けにCO2排出量見える化・削減サービスを提供
• サステナビリティ経営の支援体制を強化

アスエネUSAと17 Ways社のパートナーシップ締結によるサステナビリティ支援強化

アスエネ株式会社の海外現地法人であるAsuene USAは、米国のサステナビリティコンサルティング企業17 Waysとパートナーシップに関する覚書を2025年2月20日に締結した。両社は製造業を中心とする企業に対して、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」とESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」の提供を行い、脱炭素・サステナブル経営の支援を実施することになった。^[1]

アメリカ中西部は自動車、機械、農業機器などの製造業が主要産業を形成しており、エネルギー消費に伴うCO2排出量の削減が喫緊の課題となっている。また2024年7月の調査では、アメリカ人の67%が「サステナブルな製品・サービスは企業の標準であるべき」と考えており、生活者の環境意識の向上により企業の商品・サービスに対する透明性への期待が大きくなっているのだ。

17 Waysは生活消費財ブランドや中小規模の製造業とのネットワークに強みを持ち、ESG経営全体の推進を行っている。また力率改善の推進にも注力しており、製造業のエネルギー効率を最適化することで大幅なコスト削減を実現すると同時に、企業のサステナビリティ目標および脱炭素化の推進に貢献している。

両社のパートナーシップ内容まとめ

ASUENEの詳細はこちら

CFPについて

CFPとは「Carbon Footprint of Products」の略称で、商品やサービスのライフサイクルにおける温室効果ガス排出量をCO2換算で表示する仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 製品のライフサイクル全体でのCO2排出量を可視化
• 国際規格に基づいた算定方法による信頼性
• 消費者の環境意識向上に貢献する情報開示手法

米国では消費者の環境意識が高まっており、サステナブルな製品・サービスへの期待が大きくなっている。CFPの算定・開示は企業の環境負荷低減への取り組みを示す重要な指標となり、ASUENEサービスを通じて製造業各社の脱炭素化を支援することが可能だ。

米国製造業向けサステナビリティ支援に関する考察

アメリカ中西部の製造業における脱炭素化への取り組みは、地域経済と環境保護の両立という観点で重要な意味を持っている。特に17 Waysが持つ中小規模製造業とのネットワークとASUENEの技術力を組み合わせることで、より多くの企業がサステナビリティ経営に取り組めるようになるだろう。

今後の課題として、導入コストの最適化とサステナブル製品の市場での価格競争力の確保が挙げられる。消費者調査でもコストが購入の障壁として指摘されており、企業の脱炭素化投資と製品価格のバランスを取ることが重要だ。

将来的には、力率改善などの省エネ技術とCO2排出量管理の統合により、より効果的な脱炭素化ソリューションの提供が期待される。ASUENEと17 Waysの提携は、米国製造業のサステナブル化を加速させる重要な一歩となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「アスエネUSA、米国のサステナビリティコンサル企業17 Ways社とパートナーシップに関する覚書（MoU）を締結 | アスエネ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000462.000058538.html, (参照 25-02-21).

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