ブロックチェーン

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公開：2025-02-26

ブロックチェーンロック社がステーブルコイン決済プラットフォームCoinDirectを開始、手数料ゼロと外貨建て売上管理が特徴

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ブロックチェーンロック社がステーブルコイン決済プラットフォームCoinDirectを開始
• 決済手数料ゼロでJPYC Prepaid、USDT、USDC、EURCに対応
• キャッシュバック設定と外貨建て売上管理が可能

ステーブルコイン決済プラットフォームCoinDirectのサービス開始

ブロックチェーンロック株式会社は、ステーブルコインでの支払いに特化した次世代決済プラットフォーム「CoinDirect」を2025年2月25日より提供開始した。KEYVOXソリューションを展開する同社は、空間シェアリングの統合プラットフォームとして部屋やロッカーの鍵管理、予約、決済、チェックインの機能を提供している。^[1]

CoinDirectは購入者のJPYC Prepaid、USDT、USDC、EURCでの決済に対応しており、販売者は決済サービスプロバイダーへの手数料支払いなく売上を即時確保できる仕組みとなっている。将来的にネットワーク維持のための少額手数料が導入される予定だが、既存の決済サービスと比較して大幅に低価格になることが見込まれている。

販売者は購入者へのキャッシュバック金額を自由に設定でき、購入者のウォレットに直接キャッシュバックを提供するシンプルなロイヤリティプログラムを導入できる。また、円安が進む昨今において、両替することなく外貨建て売上を受け取れる点も大きな特徴となっている。

CoinDirectの機能まとめ

CoinDirectの詳細はこちら

ステーブルコインについて

ステーブルコインとは、法定通貨や実物資産と価値が連動するように設計された暗号資産のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 法定通貨や実物資産との価値連動により安定性を確保
• 24時間365日即時決済が可能
• 国際送金や決済での手数料を大幅に削減

CoinDirectで採用されているJPYC Prepaidは日本円と連動する日本発のステーブルコインで、決済手数料ゼロのサービスと組み合わせることで、ユーザーにより迅速かつ低コストな決済体験を提供することが可能となる。JPYCの採用により、国内での暗号資産による決済の普及が期待されている。

CoinDirectに関する考察

CoinDirectの決済手数料ゼロというビジネスモデルは、既存の決済サービスと比較して画期的な特徴となっている。販売者は決済手数料を気にすることなく売上を確保でき、購入者もキャッシュバックを受け取れることから、双方にとってメリットのある仕組みとなっている。

一方で、将来的なネットワーク維持手数料の導入は避けられない課題となっている。ステーブルコインの法規制や税制の整備が進む中、サービスの持続可能性を確保するためにも適切な手数料設定が重要となるだろう。決済プラットフォームとしての信頼性を維持しつつ、低コストなサービスを提供し続けることが求められる。

外貨建て売上の管理機能は、グローバル展開を視野に入れた販売者にとって魅力的な機能となっている。今後は対応通貨の拡大や、クロスボーダー決済に特化した機能の追加など、より柔軟な決済オプションの提供が期待される。ブロックチェーン技術を活用した新たな決済の形として、CoinDirectの今後の展開に注目が集まる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ブロックチェーンロック社、ステーブルコインに特化した決済プラットフォーム「CoinDirect(コインダイレクト)」サービスを開始 | ブロックチェーンロック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000041333.html, (参照 25-02-26).

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