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公開：2025-02-26

Acompanyが国内初の秘密計算型AIセキュリティサービスAutoPrivacy AI CleanRoomを開始、企業の機密情報活用を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Acompanyが秘密計算を用いたAIセキュリティサービスを開始
• データとAIを保護するAutoPrivacy AI CleanRoomを提供
• 機密情報を安全に扱える生成AI活用基盤を実現

Acompanyの秘密計算型AIセキュリティサービス開始と提携パートナー募集

株式会社Acompanyは2025年2月25日、国内初のハードウェア型秘密計算を用いたデータとAIを保護するセキュリティサービス「AutoPrivacy AI CleanRoom」の提供を開始した。新サービスにより企業は機密情報を安全に取り扱いながら生成AIを活用できるようになり、従来の情報収集や文章校正以外の幅広い業務への展開が可能となるだろう。^[1]

企業の生成AI利用におけるセキュリティ課題に対応するため、AIクリーンルーム上でLLMを高速処理する「LLMホスティング」やPythonによる秘密計算制御が可能な「プログラム実行基盤」を実装している。さらにAIモデルへのアクセス管理を行う「AIゲートウェイ」や機密データを用いた検索拡張生成を実現する「RAG」機能も搭載されているのだ。

医療や金融、製造、防衛など機密性の高い情報を扱うビジネス向け生成AI開発のニーズを持つ事業者を対象に、新サービスの提携パートナーの募集も開始した。IPAの調査によると企業の60.4%がAIセキュリティに脅威を感じており、本サービスによる課題解決が期待される。

AutoPrivacy AI CleanRoomの機能まとめ

パートナー募集の詳細はこちら

ハードウェア型秘密計算について

ハードウェア型秘密計算とは、データを暗号化したまま計算できる技術であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• データの秘匿性と実行コードの完全性を確保
• Confidential ComputingやTEEとしても知られる
• 国内外で実用化が急速に進展

ハードウェア型秘密計算は日本のガバメントクラウドで必須技術として採用されており、世界的にも実用化が加速している。AppleやGoogle、米国軍でも導入が進んでおり、機密性の高いデータを扱うシステムにおいて重要な役割を果たしている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Acompany、国内初 秘密計算を用いたデータとAIを保護するセキュリティサービス『AutoPrivacy AI CleanRoom』を提供開始。提携パートナーを募集 | 株式会社Acompanyのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000046917.html, (参照 25-02-26).
2. Apple. https://www.apple.com/jp/
3. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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