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日本3DプリンターがSHINING 3DのFreeScan Trak ProWを発売、ワイヤレス3D計測で大型ワークの測定効率が向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

日本3DプリンターがSHINING 3DのFreeScan Trak ProWを発売、ワイヤレス3D計測で大型ワークの測定効率が向上

PR TIMES より


記事の要約

  • FreeScan Trak ProWの取扱を2月20日より開始
  • 大型ワークに対応するワイヤレス3Dスキャナー
  • マーカーレスで高速スキャンが可能に

SHINING 3DのFreeScan Trak ProWがもたらす3D計測の革新

日本3Dプリンター株式会社は、SHINING 3Dの新製品であるFreeScan Trak ProWの取扱を2024年2月20日より開始した。FreeScan Trak ProWは、メートルを超える大型対象物を高精度に測定するために開発された3Dスキャナーで、従来機に比べて大型化したスキャン可能範囲とワイヤレス化により、より効率的な測定が可能になっている。[1]

FreeScan Trak ProWは、シリーズ最大の広いトラッキング範囲を実現し、大型対象物のスキャン時におけるトラッカーの置き換えを最小限に抑えることが可能になった。内蔵されたワイヤレスモジュールによって、リアルタイムでのデータ転送やスキャン中のトラッキング距離、スキャナーの温度などをトラッカー画面にて確認することができる。

特許取得済みのコードターゲットレスのビデオフォトグラメトリー技術を搭載し、大型対象物の効率的な高精度スキャンを実現している。容積精度は3.5mで0.046mm、8.6mで0.146mmを達成し、フォトグラメトリー使用時には0.044 + 0.012 mm/mの高精度な測定が可能となっている。

FreeScan Trak ProWの仕様まとめ

項目 詳細
製品名 Freescan Trak ProW
スキャンモード 50本クロスレーザー/7本平行レーザー/1本シングルレーザー
容積精度 0.046mm(3.5m)、0.063mm(5m)、0.088mm(6m)、0.127mm(7.2m)、0.146mm(8.6m)
接続方式 Wi-Fi/ケーブル(光ファイバー)
重量 TE25W:1.47kg/Freetrak W:1.47kg
本体寸法 TE25W:281*283*290mm、Freetrak W:1030*200*136mm
製品の詳細はこちら

フォトグラメトリーについて

フォトグラメトリーとは、写真測量技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 複数の写真から対象物の3次元情報を取得する技術
  • 非接触で高精度な3次元測定が可能
  • 大規模な対象物の効率的な測定に適している

FreeScan Trak ProWに搭載されているビデオフォトグラメトリー技術は、従来のマーカーを必要とする手法とは異なり、コードターゲットレスで測定が可能となっている。この技術革新により、大型対象物の3次元測定における作業効率が大幅に向上し、より高精度な測定結果を得ることが可能になった。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【SHINING 3D新製品】ワイヤレス+マーカーレス。大型ワークにも対応するトラッカーシステム FreeScan Trak ProWを取扱開始 | 日本3Dプリンター株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000139187.html, (参照 25-02-28).

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