【CVE-2024-13579】WP-Asambleas 2.85.0にXSS脆弱性、Contributor権限で任意のスクリプト実行が可能に
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記事の要約
- WP-Asambleas 2.85.0以前のバージョンにXSS脆弱性が発見
- Contributor以上の権限で任意のスクリプトが実行可能
- プラグインのpolls_popupショートコードに問題
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WP-Asambleas 2.85.0のXSS脆弱性が発覚
WordPressプラグインWP-Asambleasにおいて、2.85.0以前のバージョンで深刻な格納型クロスサイトスクリプティング脆弱性が発見され、2025年2月18日に脆弱性情報が公開された。この脆弱性は入力値の検証と出力のエスケープが不十分であることに起因しており、Contributor以上の権限を持つ攻撃者が任意のWebスクリプトを注入できる状態になっていることが判明した。[1]
脆弱性はプラグインのpolls_popupショートコードに存在しており、ユーザーが提供する属性の入力値の検証と出力のエスケープが適切に行われていないことが原因となっている。攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、ページにアクセスするユーザーの環境で任意のスクリプトを実行することが可能となっている。
この脆弱性はCVE-2024-13579として識別されており、CVSSスコアは6.4(中程度)と評価されている。攻撃には認証が必要であるものの、攻撃の複雑さは低く、ネットワーク経由での攻撃が可能であることから、早急な対応が推奨される状況となっている。
脆弱性の詳細情報まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
CVE番号 | CVE-2024-13579 |
影響を受けるバージョン | 2.85.0以前のすべてのバージョン |
脆弱性の種類 | 格納型クロスサイトスクリプティング(CWE-79) |
CVSSスコア | 6.4(中程度) |
必要な権限 | Contributor以上 |
発見者 | Peter Thaleikis |
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クロスサイトスクリプティングについて
クロスサイトスクリプティング(XSS)とは、Webアプリケーションの脆弱性の一種で、攻撃者が悪意のあるスクリプトをWebページに挿入できる問題のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- ユーザーの入力値が適切にサニタイズされずにWebページに出力される
- 攻撃者が注入したスクリプトが他のユーザーのブラウザで実行される
- セッション情報の窃取やフィッシング攻撃に悪用される可能性がある
WP-Asambleasの脆弱性は格納型XSSに分類され、攻撃用のスクリプトがサーバー側に保存される特徴がある。この種の脆弱性は永続的な攻撃が可能となるため、反射型XSSと比較してより深刻な影響をもたらす可能性が高い。
WP-Asambleasの脆弱性に関する考察
WordPressプラグインの脆弱性は、サイト全体のセキュリティに大きな影響を及ぼす可能性があることから、開発者による入力値の検証と出力のエスケープの徹底が重要である。特にContributor権限で実行可能な攻撃は、多くのWordPressサイトで一般的に付与される権限であるため、攻撃のリスクが比較的高くなっているのが現状だ。
今後はWordPressプラグインの開発において、セキュリティチェックリストの導入やコードレビューの強化が必要となるだろう。特にユーザー入力を扱うショートコードの実装では、エスケープ処理の徹底やセキュリティテストの実施が重要となっている。
また、WordPressサイトの運営者は、使用しているプラグインの脆弱性情報を定期的にチェックし、アップデートを適切に行う体制を整える必要がある。プラグインの選定時には、開発者のセキュリティへの取り組み姿勢も考慮に入れることが推奨される。
参考サイト
- ^ CVE. 「CVE: Common Vulnerabilities and Exposures」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2024-13579, (参照 25-03-01).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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