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公開：2025-03-04

アスタリスクが新二次元コード「AsCode」を正式リリース、SGTIN仕様対応で物流DXの実現へ前進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アスタリスクが新二次元コード「AsCode」を正式リリース
• iOS向けデモアプリと生成用無料ツールを提供開始
• SGTIN仕様対応で物流・製造・小売の業務効率化を実現

アスタリスクが開発した新二次元コード「AsCode」がもたらす革新的な変化

株式会社アスタリスクは大量一気読みをコンセプトとした新二次元コード「AsCode」を2025年3月3日に正式リリースした。AsCodeはシンプルな二次元配列を採用することで従来のハンディーターミナルを凌駕する読取速度を実現し、スマートフォンでも大量シンボルの高速読み取りが可能となっている。^[1]

AsCodeはRFID技術と組み合わせた運用を想定しており、RFIDで採用されているSGTIN仕様に対応した独自の「ペア」コードの活用を実現した。画像処理による正確な読取位置の特定と、RFIDの見えない場所のタグ読取という利点を組み合わせることで、より効果的なトレーサビリティの強化が可能となっている。

さらにAsCodeは各種OSへの対応を進めており、固定カメラによるベルトコンベアでの活用や棚管理など、倉庫・工場・店舗での業務改善を支える新たな選択肢として期待されている。企業のDXを加速させる革新的なソリューションとして、物流・製造・小売の現場に新たな価値をもたらすだろう。

AsCodeの主な機能と特徴まとめ

AsCodeの詳細はこちら

SGTINについて

SGTINとは「Serialized Global Trade Item Number」の略称で、商品ごとに一意のシリアル番号を付与する国際規格のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 商品コードに個別のシリアル番号を付加
• RFIDシステムで広く採用される標準規格
• 個別商品の正確な管理を実現

AsCodeはSGTIN仕様を採用することでRFID技術との互換性を確保し、既存システムとの連携を容易にしている。電波干渉の問題がある環境やコスト面でRFID導入が困難な場合でも、SGTINによる個別商品管理を実現できる代替手段として有効な選択肢となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「大量一気読みがコンセプトの「AsCode」を正式リリース | 株式会社アスタリスクのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000031440.html, (参照 25-03-04).

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