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公開：2025-03-04

ゼロボードが自然資本研究会の成果発表会を開催、10社との共同リサーチによるTNFD開示の提言へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ゼロボードが自然資本研究会2024年度成果発表会を開催
• 10社と共同でTNFD開示に関する提言を発表予定
• 3月26日にオンラインで開催、定員150名で参加者募集

ゼロボードがTNFD開示の提言発表会を3月開催へ

株式会社ゼロボードは、社内のシンクタンクであるゼロボード総研が主催する自然資本研究会2024年度成果発表会を2025年3月26日にオンラインで開催することを2025年3月4日に発表した。2024年10月の設立以降、10社の参加企業とともにネイチャーポジティブおよび自然資本に関するリサーチ活動を実施してきた成果として、自社に適したTNFD開示の提言を行う予定だ。^[1]

自然資本研究会は自然資本の保全と持続可能な利用を目指すプラットフォームとして、2024年度から活動を開始している。専門家による講演やグループワーク、共同リサーチなどの活動を通じて、自然資本への取り組みを推進しようとする参加企業が実践的な知識を身につけることに注力してきた。

発表会では成果報告書の説明や参加企業の取り組み紹介、有識者コメント、クロストークなどが予定されている。登壇者には参加企業代表者のほか、日本自然保護協会や産業環境管理協会のエキスパート、ゼロボード総研の客員研究員などが名を連ねており、ネイチャーポジティブの実現に向けた具体的な議論が展開される。

自然資本研究会2024年度成果発表会概要

活動概要・参加企業の詳細はこちら

TNFDフレームワークについて

TNFDフレームワークとは、自然関連財務情報開示タスクフォースが策定した、企業の自然資本に関連する情報開示のためのガイドラインである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 企業活動が依存する自然環境の評価方法を提示
• 企業活動が自然に与える影響の分析手法を定義
• 自然関連のリスクと機会の評価基準を確立

NECネッツエスアイ株式会社のような参加企業は、生物多様性保全活動をTNFD開示に活用することを目指している。TNFD開示の枠組みに沿って希少な動植物への影響を言語化し、事業活動が自然環境へもたらすリスクと機会を具体的に評価することで、より効果的な自然資本保全の取り組みが可能になるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ゼロボード総研 |【3/26開催】自然資本研究会 2024年度 成果発表会開催のお知らせ | 株式会社ゼロボードのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000087068.html, (参照 25-03-04).
2. NEC. https://jpn.nec.com/

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