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ジュピターテクノロジーがntopngを活用したネットワークアセスメントサービスを開始、企業のネットワーク最適化を支援へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ジュピターテクノロジーがntopngを活用した新サービスを開始
  • ネットワークの可視化と分析による最適化を実現
  • 3つのプランで企業のニーズに対応

ntopngを活用したネットワークアセスメントサービスの開始

ジュピターテクノロジー株式会社は、ntop社のntopngを活用した「ネットワークアセスメントサービス」を2025年3月4日より正式に提供開始した。本サービスは、企業のネットワーク環境を可視化し、トラフィック分析やセキュリティリスクの評価を通じて、ネットワークの最適化を支援するものである。[1]

企業のネットワーク環境はクラウド化やリモートワークの普及により複雑化しているが、多くの企業では自社のネットワークの現状を十分に把握できていないという課題が存在している。ntopngを活用することで、特定日時の詳細なネットワークの利用状況を分析し、独自のスコアリングルールから不審な通信を評価することが可能となった。

本サービスの特長として、DPIを使用したアプリレベルの分析による帯域占有原因の特定や、監視対象ポイントのミラーポート設定のみで済む簡単な導入手順が挙げられる。これにより、既存および未知のトラブルへの対処や、特定時間帯のネットワーク遅延の調査、回線増幅前の事前調査などに活用できるようになった。

ネットワークアセスメントサービスのプラン概要

プラン名 モニタリング期間 主な機能 価格(税別)
基本プラン 最大1週間 簡易レポート 300,000円
スタンダードプラン 最大2週間 曜日・時間帯別分析、部門別トラフィック分析 500,000円
プレミアムプラン 最大1カ月 スタンダードプラン機能、カスタマイズレポート 980,000円
サービスの詳細はこちら

DPIについて

DPIとは「Deep Packet Inspection」の略称で、ネットワークを流れるパケットの内容を詳細に検査する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • パケットのヘッダー情報だけでなく、ペイロード部分も含めた詳細な分析が可能
  • アプリケーションレベルでの通信内容の識別と分類が実現可能
  • セキュリティ対策やトラフィック最適化に活用される重要な技術

ntopngではDPIを活用することで、ネットワーク上のアプリケーションやサービスの利用状況を詳細に把握することが可能となっている。この技術により、帯域を大量に消費しているアプリケーションの特定や、不正な通信の検出など、ネットワークの運用管理に必要な情報を得ることができるのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ネットワーク可視化で潜在的な課題を発見!ntop社 ntopngを活用した新しい「ネットワークアセスメントサービス」の提供開始 | ジュピターテクノロジー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000115342.html, (参照 25-03-04).

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