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APRESIA Systemsが多ポート型L2スイッチApresiaLightGM352XTを発売、10GbEアップリンクで高速通信を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • APRESIA Systemsが新型L2スイッチを発売開始
  • 10Gアップリンクポートを搭載した52ポートモデル
  • 価格は49万8000円で2月28日から販売開始

ApresiaLightGM352XTが多ポート収容と高速通信を実現

APRESIA Systems株式会社は多様なIT機器を効率的に収容できるスモールビジネス向けL2スイッチApresiaLightGM300シリーズの第一弾として、ApresiaLightGM352XTを2025年2月28日より販売開始すると発表した。ApresiaLightシリーズで初となる10Gアップリンクポートを4ポート搭載し、48ポートの機器収容が可能な多機能モデルとなっている。[1]

ApresiaLightGM352XTは従来のシリーズで最大8Gbpsだったアップリンク帯域を大幅に拡張することで、スマートデバイスの普及やバックグラウンド通信の増加に伴うトラフィック増大に対応することが可能となった。セキュリティ機能としてポートアクセス認証を備え、ループ検知ブザーによる障害通知機能も実装されている。

新製品は消費電力モニター機能を搭載し、通信量に応じた省電力制御やポートLEDの強制消灯機能により効率的な電力管理を実現している。技術サポート情報のSDカード保存機能や5年間の無償保証など、運用管理面でも充実した機能を提供するだろう。

ApresiaLightGM352XTの主要仕様まとめ

項目 詳細
インターフェース構成 10/100/1000BASE-T×48ポート、100/1000/2.5G/5G/10GBASE-T×2ポート、SFP+/SFP×2ポート
電源仕様 AC100-120V/200-240V (50/60Hz)
消費電力 最大59.2W、平均49.3W (AC100V時)
外形寸法 441×254.9×44mm (W×D×H)
主要機能 ポートセキュリティ、リンクアグリゲーション、VLAN、QoSWeb/MAC/802.1X認証

レイヤ2スイッチについて

レイヤ2スイッチとは、OSI参照モデルのデータリンク層で動作するネットワーク機器のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • MACアドレスに基づいてフレームの転送を行う
  • VLANによるネットワークの論理的な分割が可能
  • ループ検知やスパニングツリーによる冗長化構成をサポート

ApresiaLightGM352XTはレイヤ2スイッチの機能に加え、10GbEアップリンクポートやポートアクセス認証機能を搭載することで高速かつセキュアな通信環境を実現している。スモールビジネス向けの製品でありながら、エンタープライズクラスの機能を備えることで、多様化するネットワーク要件に対応可能だ。

参考サイト

  1. ^ APRESIA Systems株式会社. 「2025年2月28日:10Gアップリンクポート搭載L2スイッチ ApresiaLightGM352XTの販売開始|ニュースリリース|最新情報|APRESIA | APRESIA Systems株式会社」. https://www.apresia.jp/news/2025022801.html, (参照 25-03-04).

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