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公開：2025-03-11

SalesforceがAgentforce 2dxを発表、自律型AIエージェント構築プラットフォームの最新版を4月提供開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SalesforceがAgentforce 2dxを発表、4月提供開始へ
• AIエージェントがプロアクティブに動作する機能を実装
• 開発者向けの新ツールとマーケットプレイスを導入

Salesforceが自律型AIエージェント構築プラットフォームAgentforce 2dxを発表

米Salesforceは2025年3月5日、自律型AIエージェント構築のためのプラットフォーム「Agentforce」の最新版となる「Agentforce 2dx」を発表した。Agentforce 2dxは、ユーザーが開始するリアクティブなチャットインターフェースの域を越え、AIエージェントが常時人間の監視なしでもバックグラウンドでプロアクティブに機能する新機能を搭載している。^[1]

Agentforce 2dxでは、開発者がより迅速に構成、テスト、展開できる新しいローコードおよびプロコードツール群がリリースされた。これらのツールと高度な分析機能を組み合わせることで、チームはリアルタイムデータとガイダンスを活用しながらAIエージェントのパフォーマンスを監視、デバッグ、最適化できるようになっている。

SalesforceはAgentforce向けの信頼性の高いマーケットプレイス「AgentExchange」も発表した。AgentExchangeは200社以上の初期パートナーと数百種類のすぐに利用可能なアクションを備えており、複数の専門分野や業界にわたってAIエージェントをより迅速に開発、展開することが可能になるだろう。

Agentforce 2dxの主な機能まとめ

自律型AIエージェントについて

自律型AIエージェントとは、人間の監視なしに自律的にタスクを実行し、意思決定を行い、ワークフローを最適化するAIシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 手動のプロンプトや厳格なプログラミングが不要
• リアルタイムデータに動的に対応可能
• ビジネスニーズを予測して自律的にアクション実行

従来のAIチャットボットとは異なり、自律型AIエージェントはライブデータや進化するビジネスニーズに動的に対応することができる。Agentforce 2dxでは、この自律型AIをアプリケーションや業務フロー、プロセスにシームレスに組み込むことで、企業向けAIエージェントを単なるアシスタントではなく実際に行動を起こす存在へと進化させている。

参考サイト

1. ^ Salesforce. 「Salesforce、デジタル労働力を企業全体に拡張するための新機能を備えた「Agentforce 2dx」を発表　あらゆる業務フローにプロアクティブな自律型AIを組み込み、マルチモーダルな体験を創出 - Salesforce」. https://www.salesforce.com/jp/news/press-releases/2025/03/10/agentforce-2dx-news/, (参照 25-03-11).

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