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公開：2025-03-15

政府のRESASが新システムの提供を開始、True Dataの消費データを活用したマーケティング分析機能が拡充

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 政府のRESASが新システムを提供開始
• True Dataの消費データがマーケティングマップに搭載
• 地域経済の官民データを見える化し無料で提供

RESASの新システム提供によるデータ活用基盤の拡充

経済産業省と内閣官房は2015年から提供している地域経済分析システム「RESAS」の新システム提供を2025年3月に開始した。True Dataが2016年から提供している都道府県単位の消費傾向データは、マーケティングマップの「生活用品消費分析」と「生産・消費地分析」で利用可能となっている。^[1]

RESASは地域経済に関する官民のビッグデータを地図やグラフで可視化できるデータプラットフォームとして機能している。人口・産業構造に関する政府統計のほか、事業所の立地データや観光資源情報、全国のスーパーマーケット・ドラッグストアにおける販売実績データなど、多様な分析メニューを無料で提供することで地域経済の分析を支援している。

True Dataが提供するデータは、全国のスーパーマーケットやドラッグストアにおける年間10億枚以上のレシートデータを基に設計されている。このデータを活用することで、地域の特性に合わせた商品開発や販売戦略の立案、地元産品のPR先の選定、販路開拓などの具体的な施策立案が可能となっている。

RESASのマーケティングマップ機能まとめ

RESASの詳細はこちら

ビッグデータプラットフォームについて

ビッグデータプラットフォームとは、大規模なデータを収集・分析・可視化するための統合的なシステム基盤のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 大量のデータを効率的に処理・分析する機能
• データの可視化による直感的な理解の促進
• 多様なデータソースの統合と横断的な分析の実現

RESASは地域経済に関する官民のビッグデータを統合的に分析できるプラットフォームとして、地方自治体や企業の意思決定を支援している。True Dataが提供する消費データと組み合わせることで、より詳細な地域経済の分析や効果的な施策立案が可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「政府の地域経済分析システム「RESAS」の新システム提供開始、True Dataの消費データは「マーケティングマップ」に搭載 | 株式会社True Dataのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000039871.html, (参照 25-03-15).
2. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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