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公開：2025-03-17

Okta Japanが年次調査Businesses at Work 2025を発表、日本企業のアプリ導入数が31%増加し最高の成長率を記録

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Okta Japanが業務アプリ利用動向の年次調査を発表
• 日本企業のアプリ導入数が前年比31%増の46個に
• パスワードレス認証の導入が世界的に加速

Okta Japanが業務アプリ利用動向の最新調査を発表

Okta Japan株式会社は、業務アプリの利用動向を分析する年次調査「Businesses at Work 2025」の結果を2025年3月13日に発表した。本調査は世界中のOktaユーザーが利用する業務アプリと連携する「Okta Integration Network」の匿名化されたデータを分析したもので、2023年11月1日から2024年10月31日までのデータに基づいている。^[1]

企業の1社あたりの平均導入アプリ数は前年比9%増の101個に達し、世界中の企業が業務アプリへの投資を拡大していることが明らかになった。特に日本市場では前年比31%増の平均46個となり、調査対象国の中で最も高い成長率を記録したのである。

多要素認証の分野では、フィッシング耐性のあるパスワードレス認証への移行が加速している。Okta FastPassは前年比52%増と大幅な成長を遂げ、セキュリティキーや生体認証も前年比16%増となった一方で、従来型のSMSやボイスコールによる認証は前年比14%減少している。

業務アプリ利用動向の調査結果まとめ

調査レポートの詳細はこちら

多要素認証について

多要素認証とは、パスワードに加えて追加の認証要素を組み合わせてユーザーを確認する認証方式のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• SMS、生体認証、セキュリティキーなど複数の認証要素を組み合わせて使用
• 単一の認証要素が漏洩しても不正アクセスを防止可能
• フィッシング攻撃などのセキュリティリスクを軽減

多要素認証の中でも特にOkta FastPassのような生体認証を活用したパスワードレス認証が急速に普及している。従来型のSMS認証やボイスコール認証からの移行が進んでおり、Okta FastPassの認証件数は前年比で377%増加するなど、セキュリティ強化とユーザビリティの両立を目指す企業のニーズに応えている。

参考サイト

1. ^ Okta. 「Okta、業務アプリの利用動向に関する年次調査「Businesses at Work 2025」 の結果を発表 | Okta」. https://www.okta.com/jp/press-room/press-releases/okta-releases-results-of-businesses-at-work-2025/, (参照 25-03-17).

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