DX

ディーエックス

公開：2025-03-25

富士通がオフコンシステム資産のモダナイゼーションサービスを発表、専門家支援と資産分析機能で企業のDX基盤構築を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 富士通がオフコン資産のモダナイゼーションサービスを体系化
• 専門家アドバイザリーと資産分析・可視化サービスを新規提供
• 2025年4月より国内で順次提供開始

富士通がオフコンシステム資産のモダナイゼーションサービスを拡充

富士通株式会社は2025年3月21日、オフィスコンピュータで構築されたレガシーシステム資産を最適なDX基盤へとモダナイズするためのオファリングを体系化すると発表した。既存のサービスに加えて、モダナイゼーションマイスターによる専門家アドバイザリーサービスと資産分析・可視化サービスを2025年4月より順次提供開始する予定だ。^[1]

富士通は1984年以来40年以上にわたり、全国の販売パートナーと共にオフコンシステムの構築や運用保守を支援してきた背景がある。オフコン上で稼働するアプリケーションやデータの老朽化、システムの複雑化やブラックボックス化が進み、制度改正や法令準拠への対応が大きな課題となっていた。

新サービスでは、レガシー技術に精通した専門エンジニア「モダナイゼーションマイスター」がシステム刷新の構想策定と検討を支援し、生成AIを活用した資産分析・可視化サービスにより最適なモダナイゼーション計画の策定を可能にする。企業や組織の環境変化に対する俊敏性や強靱性を高め、サステナビリティ経営を後押しするものとなっている。

オフコンモダナイゼーションサービスの概要

モダナイゼーションについて

モダナイゼーションとは、レガシーシステムを現代の技術やアーキテクチャに刷新することを指す概念であり、以下のような特徴を持つ。

• 既存システムの分析と最適な移行方式の選定
• 現代的な技術スタックへの段階的な移行
• ビジネス継続性を確保しながらのシステム刷新

富士通のモダナイゼーションサービスは、オフコンシステムの資産分析から汎用的な業務パッケージ製品への移行、COBOLアプリケーション資産の変換、最新のSaaSサービスを組み合わせた再構築まで、包括的なアプローチを提供する。企業のデジタル化とビジネス成長を支援し、システムの複雑化や老朽化という課題解決に貢献するものとなっている。

参考サイト

1. ^ FUJITSU. 「オフコンシステム資産のモダナイゼーションサービスを体系化し新規提供 : 富士通」. https://pr.fujitsu.com/jp/news/2025/03/21.html, (参照 25-03-25).
6027

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧