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タレスが2025年デジタル信頼指数を発表、消費者の82%がプライバシー懸念でブランドを離脱する事態に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

タレスが2025年デジタル信頼指数を発表、消費者の82%がプライバシー懸念でブランドを離脱する事態に

PR TIMES より


記事の要約

  • タレスが2025年デジタル信頼指数の調査結果を発表
  • 銀行業界が2年連続で信頼度トップも、Z世代の信頼は低下
  • 消費者の82%がプライバシー懸念でブランドを離脱

デジタルサービスへの信頼度低下をタレスが発表

タレスDISジャパン株式会社は、2025年版デジタル信頼指数の調査結果を2025年3月24日に発表した。本調査では14か国1万4千人以上の消費者を対象に、オンラインブランドやサービスとの関係性、プライバシーへの期待、信頼構築の方法について調査を実施している。調査結果から、デジタルサービスへの信頼が世界的に低下していることが明らかになった。[1]

銀行業界は2年連続で信頼度トップの座を維持しているが、世代間で顕著な差が見られ、55歳以上では51%が信頼を示す一方、Z世代(16〜24歳)の信頼度はわずか32%にとどまっている。政府機関は前年比5%増の42%と、唯一信頼度が向上した業界となっている。

消費者の信頼低下は具体的な被害実態とも一致しており、約5人に1人(19%)が過去1年間で個人データの漏えい通知を受けている。また33%の消費者が、購買プロセスを操作する悪質なボットの影響によってe-コマースへの不満を示していることが判明した。

業界別デジタル信頼度まとめ

業界 信頼度 特徴
銀行 トップ Z世代は32%と低信頼
政府機関 42% 前年比5%増で唯一上昇
ニュースメディア 3% 最低信頼度を記録
SNS/物流/自動車 4% 信頼度が低水準

デジタル信頼指数について

デジタル信頼指数とは、消費者のデジタルサービスに対する信頼度を測定する指標のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 消費者のプライバシー意識や期待度を定量化
  • 業界別の信頼度比較が可能
  • 世代間の信頼度格差を把握可能

デジタル信頼指数は消費者の86%がデータプライバシー権を期待している現状を反映している。一方で63%の消費者がデータ保護に関して過度な負担を感じており、37%は製品やサービスへのアクセスのためにやむを得ず個人情報を提供していることが明らかになった。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「タレス、デジタルサービスに対する世界的な信頼の低下を発表 | タレスDISジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000106675.html, (参照 25-03-25).
  2. 3014

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