ManageEngine Log360 Cloudがダークウェブ監視機能を追加、組織の機密情報漏洩対策を強化

PR TIMES より
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記事の要約
- Log360 Cloudにダークウェブ監視機能が追加
- Constella Intelligenceと提携し情報漏洩を検知
- 年間8.5万円のAdvanced Threat Analyticsオプションで利用可能
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ManageEngine Log360 Cloudの新機能ダークウェブ監視がリリース
ゾーホージャパン株式会社は、クラウド型統合ログ管理ツール「ManageEngine Log360 Cloud」に新機能「ダークウェブ監視」を2024年11月18日にリリースした。世界最大の侵害データベースを持つConstella Intelligenceと提携することで、ダークウェブとディープウェブから組織の機密情報の漏洩を検知する機能を実現している。[1]
新機能では漏えいしたクレジットカード番号やメールアドレス、ユーザー名などの個人情報を24時間365日監視し、リアルタイムでアラートを発報することが可能になった。Log360 CloudはCASB機能に加え、組織のサプライチェーンリスクにも対応する包括的なセキュリティソリューションへと進化している。
「ダークウェブ監視」機能の利用には年間8.5万円の「Advanced Threat Analytics オプション」の契約が必要となる。この機能追加によってManageEngineは、組織の機密情報保護とセキュリティ対策の強化を実現し、より堅牢なIT環境の構築を支援することが可能になっている。
Log360 Cloudの新機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
リリース日 | 2024年11月18日 |
主な機能 | ダークウェブ監視、24時間365日の継続監視、リアルタイムアラート |
検知対象 | クレジットカード番号、メールアドレス、ユーザー名、その他資格情報 |
必要オプション | Advanced Threat Analytics(年間8.5万円) |
提携先 | Constella Intelligence |
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ダークウェブとは
ダークウェブとは、通常のWebブラウザからはアクセスできない匿名性の高いネットワーク空間のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 専用のブラウザやソフトウェアが必要なアクセス制限された空間
- 匿名性が高く追跡が困難な通信環境
- 機密情報や個人情報の取引が行われるリスクの高い領域
Log360 Cloudの新機能では、Constella Intelligenceの持つ世界最大級の侵害データベースを活用し、ダークウェブ上での情報漏洩を監視している。組織の機密情報や従業員の個人情報が流出した場合、迅速な検知とアラート通知によって適切な対応が可能となっている。
ダークウェブ監視機能に関する考察
ダークウェブ監視機能の導入は、組織のセキュリティ対策において重要な進展となっている。情報漏洩の早期発見と対応が可能になることで、データ侵害による金銭的損失やレピュテーションリスクを最小限に抑えることができるだろう。
今後の課題として、検知された情報漏洩に対する具体的な対応手順の確立が挙げられる。アラートを受けた後の初動対応から、被害拡大防止までの一連のプロセスを組織内で明確化し、実効性のある対策を講じる必要があるだろう。
また、機械学習やAIを活用した誤検知の低減や、より高度な脅威分析機能の追加も期待される。サイバー攻撃の手法は日々進化しており、ダークウェブ監視機能もこれに対応した継続的な機能強化が求められるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ManageEngine「Log360 Cloud」でダークウェブに漏えいした認証情報・個人情報をリアルタイム検出・アラート通知 | ゾーホージャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000101685.html, (参照 25-03-26). 3516
- Intel. https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html
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