AI

エーアイ

公開：2025-03-29

WANTOが志望理由書・小論文特化型のAI添削システムをリリース、教員の添削業務負担を9割削減へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• WANTOがAI添削システムのβ版をリリース
• 独自ロジックで添削業務の負担を1/10に削減
• Microsoft Azure OpenAI Serviceを基盤に開発

WANTOが志望理由書・小論文特化型のAI添削システムを開発

株式会社WANTOは2025年3月27日、ポートフォリオベースのAI添削システムのβ版をリリースした。このシステムは総合型選抜・推薦入試の比率が50.7%に達している現状を踏まえ、1回あたり15分から1時間以上を要する添削業務の効率化を実現している。^[1]

本システムはポートフォリオ機能を搭載しており、生徒が日々の学びや気づきを簡単に記録することが可能になった。蓄積されたデータはAIによる自然言語処理を通じて文章解析や感情分析が行われ、視覚的なフィードバックを受けることができるようになっている。

Microsoft Azure OpenAI Serviceを基盤として開発されたAinoteは、生徒の情報収集からフィードバックまでのフローを一元化することで業務負担の軽減を実現した。クローズドα版での検証では11名の添削時間が5分となり、従来比で9割以上の効率化に成功している。

Ainoteの主な機能まとめ

Ainoteの詳細はこちら

ポートフォリオベースAI添削システムについて

ポートフォリオベースAI添削システムとは、生徒の学習履歴や活動記録を一元管理し、AIを活用して効率的な添削を行うシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 生徒の学習データを継続的に蓄積・分析
• AIによる自然言語処理で文章を自動解析
• 個別のエピソードに基づいたフィードバックを提供

総合型選抜・推薦入試の比率が50.7%に達している現状において、教員の添削業務負担は増加の一途を辿っている。ポートフォリオベースAI添削システムは、教員の業務効率化と生徒への質の高いフィードバック提供を両立させ、入試対策における新たな選択肢となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「志望理由書・小論文添削に特化した添削AIシステムのβ版をリリース | 株式会社WANTOのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000143857.html, (参照 25-03-29).
3110
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「AI」に関するコラム一覧「AI」に関するニュース一覧