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IIJがマルウェアMiraiの解析ツールmirai-toushiを開発、DDoS攻撃対策の効率化に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • IIJがマルウェア「Mirai」の解析ツール「mirai-toushi」を開発
  • GitHubで無償公開し、セキュリティサービスでも活用
  • DDoS攻撃への対策と感染防止に貢献

IIJがDDoS攻撃対策ツール「mirai-toushi」を開発し無償公開

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は2025年3月28日、DDoS攻撃に悪用されるマルウェア「Mirai」とその亜種の情報を分析するツール「mirai-toushi」を開発し、無償で公開した。このツールはGitHubから入手でき、同社のセキュリティサービスの運用などでも活用される予定となっている。[1]

mirai-toushiは、Miraiとその亜種のプログラム内部に共通して暗号化されて記録されている情報を自動的に抽出する機能を搭載しており、セキュリティアナリストによる迅速な調査・解析を可能にしている。攻撃の防止や感染拡大の抑止といった対策を早期に実施することが可能になるだろう。

IIJはインターネットという重要な社会インフラをサイバーセキュリティの脅威から守るセキュリティビジネスを展開するとともに研究活動を推進しており、長年ビジネスで培ったセキュリティに関するノウハウを活かして情報分析基盤の構築を進めている。今回のmirai-toushiの提供は、産官学のサイバーセキュリティ研究コミュニティへの貢献の一環として位置付けられている。

mirai-toushiの主な機能まとめ

C2サーバ情報抽出 スキャン情報抽出 攻撃パラメータ抽出
主な機能 感染機器への遠隔操作無効化 感染対象機器の把握 防御策の検討
効果 サイバー攻撃の停止 予防活動への活用 セキュリティ対策強化
mirai-toushiのダウンロードはこちら

マルウェア「Mirai」について

マルウェア「Mirai」とは、主にインターネットに接続された監視カメラや家庭用Wi-Fiルータなどを感染させ、DDoS攻撃に悪用されるマルウェアのことである。以下のような特徴を持っている。

  • 2016年にソースコードが公開されて以来、様々な攻撃者により改造された亜種が存在
  • インターネット上のデバイスをスキャンし、脆弱な機器に感染する機能を保有
  • 感染した機器を通じて、攻撃者の指示に基づきDDoS攻撃を実行

Miraiとその亜種は、監視カメラやWi-Fiルータなどのインターネット接続機器を標的として感染を広げ、大規模なDDoS攻撃に悪用されている。Miraiには多数の亜種が存在するため、従来は亜種それぞれに解析を行う必要があり、対策に多大な労力と時間を要していた。

参考サイト

  1. ^ 株式会社インターネットイニシアティブ. 「IIJ、DDoS攻撃に悪用されるマルウェア「Mirai」の解析ツールを開発しサイバーセキュリティ対策を行う事業者、アナリストに向け無償公開 | IIJについて | IIJ」. https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2025/0328-2.html, (参照 25-04-02).
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