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完実電気がAudazeの新型静電ヘッドフォンCRBN2を発売、SLAMテクノロジーで音響性能が進化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 完実電気がAudaze CRBN2を4月11日に発売
  • SLAMテクノロジー搭載で低音域を強化
  • カーボンナノチューブ採用の第二世代ドライバー搭載

静電型ヘッドフォンCRBN2が革新的な音響性能を実現

完実電気は、革新的なSLAM技術を搭載したAudazeブランドの静電型ヘッドフォン「CRBN2 ELECTROSTATIC HP」を2025年4月11日に発売することを発表した。特許出願中のSLAMテクノロジーにより低音域を強化しながら歪みを低減し、ダイアフラム上の圧力分布を最適化することでクリアでダイナミックなサウンドを実現している。[1]

第二世代ドライバーには、Audeze独自の特許技術により開発されたカーボンナノチューブを埋め込んだドライバーフィルムを採用しており、自社内で一貫製造を行うことでドライバー全体の静電力を極めて精密に制御することが可能となった。かつてない正確な音響再現を実現することで、音楽をこれまでにない臨場感で体験できる。

素材面では、マグネシウムやカーボンファイバー、プレミアムレザー、ステンレススチール、ポリマーアセテートなど厳選された高級素材のみを使用している。熟練の職人たちがカリフォルニアの自社工場で一台一台丁寧に手作業で組み立てており、厳格な基準のもとでテストを繰り返すことで最高の品質と性能を実現した。

CRBN2の主な仕様まとめ

項目 詳細
周波数特性 10Hz〜40kHz
最大出力 120dB以上
THD 0.1%以下@90dB
重量 480g
付属品 5ピンバレル・コネクタケーブル、プレミアムアルミニウムケース
必要アンプ 580VDCバイアス電圧(Stax Pro Bias)対応

SLAMテクノロジーについて

SLAMテクノロジーとは、Symmetric Linear Acoustic Modulatorの略称で、静電型ヘッドフォンの音響性能を革新的に向上させる技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 低音域の強化と歪みの低減を同時に実現
  • ダイアフラム上の圧力分布を最適化
  • クリアでダイナミックなサウンド再生を可能に

静電型ヘッドフォンは従来、低音域の再現性に課題があったが、SLAMテクノロジーの採用により、この弱点を克服することに成功した。特許出願中のこの革新的な技術により、自然な細部の表現と没入感のあるステレオイメージングを実現し、音楽を新たな次元で体験することが可能となっている。

参考サイト

  1. ^ 完実電気. 「【Audeze】CRBN2-ELECTROSTATIC-HP 発売 - リリース | 完実電気株式会社 | KANJITSU DENKI CO.LTD」. https://kanjitsu.com/release/crbn2-electrostatic-hp/, (参照 25-04-03).
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