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YEデジタルが運用保守データ活用サービスAQUA DataFusionを発表、物流倉庫と製造業界向けに6月提供開始

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • YEデジタルが運用保守データ活用サービス「AQUA DataFusion」を発表
  • Smart Service AQUAのプラットフォームとAI分析ノウハウを活用
  • 物流倉庫や製造業界向けに6月からサービス提供開始

YEデジタルが運用保守データ活用サービス「AQUA DataFusion」を発表

株式会社YE DIGITAL(以下、YEデジタル)は2025年4月4日、運用保守データ活用サービス「AQUA DataFusion」を発表した。2018年より運営しているITカスタマサービスセンター「Smart Service AQUA」で構築した運用管理データプラットフォームとAI分析ノウハウを活用し、物流倉庫や製造業界向けに6月からサービス提供を開始する予定だ。[1]

AQUA DataFusionは問い合わせ情報や保守対応情報、機器稼働情報、作業情報、マニュアルなど運用保守に関する様々なデータをプラットフォームに集約している。生成AIを活用した分析機能により、従来のキーワード検索とは異なり問い合わせ内容をそのまま入力して検索できるため、効率的に適切な回答を導き出すことが可能となっている。

YEデジタルはSmart Service AQUAでの実績として、問い合わせ対応時間を35%削減し、ナレッジ検索時間を63%短縮することに成功している。2024年にはデータ統合管理を実現するプラットフォーム構築と生成AI導入を行い、ITアウトソーシング業務の品質向上と顧客満足度の大幅な向上を実現したのだ。

AQUA DataFusionのサービス内容まとめ

問合せデータ活用 設備保全管理 AIナレッジ照会
主な機能 生成AIによる回答支援 メンテナンス時期通知 RAG機能による情報検索
期待効果 対応時間短縮 稼働停止リスク低減 業務効率化

RAG(Retrieval-Augmented Generation)について

RAGとは大規模言語モデル(LLM)によるテキスト生成に外部情報の検索を組み合わせる技術のことを指す。以下のような特徴を持っている。

  • 外部データベースから関連情報を検索して回答を生成
  • 最新の情報や特定領域の専門知識を活用可能
  • より正確で信頼性の高い回答を実現

AQUA DataFusionではRAG技術を活用することで、マニュアルやFAQなどのシステムに関する正確な情報をAIが学習し検索回答する機能を実現している。問い合わせ情報や保守対応情報も紐づけて回答することで、誰でも短時間で信頼性の高い情報に基づく実用的な回答を得ることが可能となっているのだ。

参考サイト

  1. ^ 株式会社YE DIGITAL. 「運用保守データ活用サービス「AQUA DataFusion」、物流倉庫や製造業界に向け6月から提供開始 | 新着情報 | 株式会社YEデジタル」. https://www.ye-digital.com/jp/news/detail.php?id=768&year=2025, (参照 25-04-09).
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