DX

ディーエックス

公開：2025-03-29

Sansanが請求書管理サービスBill Oneに到着管理機能を追加、AIを活用した到着予測で決算漏れを防止

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Bill Oneに請求書の到着状況を確認できる新機能を追加
• AIを活用して請求書の到着日を予測する機能を実装
• 未到着請求書の把握と決算計上漏れの削減が可能に

Sansanが請求書管理の効率化を実現する新機能を発表

Sansan株式会社は2025年3月27日、インボイス管理サービス「Bill One」において請求書の到着状況を確認できる「到着管理機能」の提供を開始したと発表した。この機能ではAIが過去の請求書情報を基に到着日を予測し、経理担当者や請求書受領担当者が到着タイミングを事前に把握できるようになっている。^[1]

グローバルでの企業間競争が激化し市場が日々変化する中で、タイムリーな財務状況把握のための月次決算がますます重要となっている。多くの企業では取引先から受領した請求書を基に会計帳簿に費用を計上して月次決算を行っているが、自社の締め日までに請求書が届かないケースも多く、経理担当者が費用を把握できず月次決算への計上漏れが発生するという課題が存在していた。

新機能では取引先ごとに直近3カ月における請求書の到着状況を一覧化し、チェックボックスのクリックだけで当月に請求書が届いていない取引先のみを表示することが可能だ。さらに請求書の取引内容や受領頻度などを自由に記入できるメモ欄も備えており、経理担当者はメモを確認することで未到着の請求書に関する状況を効率的に把握し、月次決算への計上を判断することができる。

Bill One到着管理機能の特徴まとめ

Bill Oneの詳細はこちら

月次決算について

月次決算とは、企業が毎月の財務状況を把握するために行う会計処理のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• タイムリーな経営判断のための重要指標となる
• 請求書などの証憑書類に基づく正確な費用計上が必要
• 決算締め日までの適切な処理が求められる

企業の月次決算では、取引先から受領した請求書を基にして会計帳簿に費用を計上することが一般的である。しかし請求書の到着遅れや見落としにより、適切な時期に費用を計上できないという課題が存在していたため、Bill Oneの到着管理機能によってこれらの課題解決が期待できる。

参考サイト

1. ^ Sansan. 「Bill One、未到着の請求書を可視化する「到着管理機能」を提供開始〜AIを活用して請求書の到着日を予測し、請求書の計上漏れを削減〜」. https://jp.corp-sansan.com/news/2025/0327.html, (参照 25-03-29).
4111

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧