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スリーシェイクがSecurifyにCSPM機能を追加、クラウド環境のセキュリティリスク管理が効率化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • スリーシェイクがSecurifyにCSPM機能を提供開始
  • クラウド環境の設定ミスやコンプライアンス違反を監視
  • まずはβ版として提供、正式リリースを予定

スリーシェイク、統合セキュリティプラットフォーム「Securify」にCSPM機能を追加

株式会社スリーシェイクは9日、統合セキュリティプラットフォーム「Securify(セキュリファイ)」において、クラウド環境の設定ミスやコンプライアンス違反を自動かつ継続的に監視・可視化する「CSPM(Cloud Security Posture Management)」機能の提供を開始したと発表した。企業のセキュリティリスク管理をより効率的にサポートするこの機能は現在β版として提供されており、今後正式リリースされる予定となっている。[1]

従来企業がクラウド環境のセキュリティリスクを適切に把握・管理するには、手作業での設定確認や複雑な運用が必要であったが、今回追加されたCSPM機能によりこれらの課題を解決し、より迅速で効率的なリスク管理が可能になった。この機能はSecurifyの既存サービスと連携することで、クラウド環境全体のリスクを一元管理することができるのだ。

新機能の特徴として、クラウド環境における設定ミスを自動的に検出して適切な修正方法を提示することや、業界標準のセキュリティ基準と照合しクラウド環境の適合状況を評価することが可能になっている。また専門知識がなくても誰でも簡単に設定でき、リスクの可視化が行えるという直感的な操作性も大きな特徴だ。

SecurifyのCSPM機能の特徴まとめ

項目 詳細
機能名称 CSPM(Cloud Security Posture Management)
主な機能 クラウド環境の設定ミス検知、コンプライアンス管理
連携機能 ASM(Attack Surface Management)、脆弱性診断機能
対応セキュリティ基準 NIST、CISベンチマークなど
特徴 自動的な設定ミス検出、直感的な操作性
提供状況 β版(今後正式リリース予定)
Securifyの詳細はこちら

CSPMについて

CSPMとは「Cloud Security Posture Management(クラウドセキュリティ態勢管理)」の略称であり、クラウドサービスの設定を継続的に監視し、設定ミスやコンプライアンス違反などを検知・可視化するセキュリティソリューションのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • クラウド環境の設定を自動的に監視し、セキュリティリスクを検出
  • 業界標準のセキュリティ基準との適合性を評価
  • 検出されたリスクに対する修正方法の提示

クラウド環境では設定ミスによるセキュリティインシデントが多発しており、CSPMはこうした問題に対応するために開発された技術だ。従来のセキュリティ対策が主にサイバー攻撃に対する防御に焦点を当てていたのに対し、CSPMはクラウド環境自体の設定状況を監視することで、攻撃者に悪用される前に潜在的なリスクを特定し修正することができる。

参考サイト

  1. ^ 株式会社スリーシェイク. 「統合セキュリティプラットフォーム「Securify」、「CSPM機能」をリリース | 3-shake」. https://3-shake.com/cspm/, (参照 25-04-10).
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※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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