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公開：2025-04-12

NTT東日本が初の生成AIサービスを発表、RAG機能搭載で業務DXの実現を支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NTT東日本が初の生成AIサービスを発表
• RAG機能搭載のAIチャットツールで業務DXを推進
• 2025年4月9日より全国で提供開始

NTT東日本の生成AIサービスによる業務DX支援

NTT東日本は自治体や企業向けに、独自の情報をもとに回答を生成する機能を備えた生成AIサービスを2025年4月9日より提供開始する。このサービスはRAG機能を搭載したAIチャットツールであり、顧客が保有するデータから情報を検索・抽出して回答を生成することで、より正確な情報提供が可能になっている。^[1]

生成AIへの指示をテンプレート化する機能により、プロンプトエンジニアの専門知識がなくても組織内での生成AI活用を促進できるようになっている。NTT東日本は自社での生成AI活用経験を活かし、導入前のコンサルティングから導入後の利活用支援まで一貫したサポートを提供することで、顧客の持続的な業務DXを支援するのだ。

生成AIサービスの提供に際して、日本マイクロソフト株式会社との戦略的提携に基づくビジネス連携を進めており、2024年8月には藤沢市を交えた自治体向けイベントを開催している。このサービスは全国でインターネット接続環境があれば利用可能で、最低利用期間は3カ月、最低利用IDは20IDからとなっている。

NTT東日本の生成AIサービス概要

生成AIサービスの詳細はこちら

RAG機能について

RAG機能とは、Retrieval Augmented Generationの略称で、外部の情報から関連性の高い情報を検索して抽出し、それに基づいてLLMが回答を生成する仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 既存データベースから関連情報を検索・抽出して活用
• より正確で信頼性の高い回答を生成
• 組織固有の知識を活用した応答が可能

NTT東日本の生成AIサービスでは、RAG機能によって顧客が保有するドキュメントデータを参照先として活用することが可能となっている。これにより、一般的な生成AIよりも組織の実態に即した正確な情報提供を実現し、業務効率化やDX推進に寄与する仕組みを構築しているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「NTT東日本初の生成AIサービスを提供開始 | 東日本電信電話株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001147.000098811.html, (参照 25-04-12).
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