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公開：2025-04-12

よみうりランドと稲城市が官民連携でデジタルマップを導入、レジャー施設と市の観光マップ連携は国内初

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• よみうりランドと稲城市が官民連携でデジタルマップを導入
• 4施設と稲城市全域で「プラチナパーク」を導入し回遊性を向上
• デジタルマップ公開記念スタンプラリーを5月6日まで開催

よみうりランドと稲城市のデジタルマップ連携による地域活性化施策

株式会社よみうりランド、稲城市、稲城市観光協会、稲城市商工会、ボールドライト株式会社は、2025年4月7日より官民連携によるデジタルマップの提供を開始した。よみうりランド、HANA・BIYORI、よみうりランド眺望温泉 花景の湯、TOKYO GIANTS TOWNの4施設と稲城市全域で一斉導入され、スマートフォンのWebブラウザで簡単に利用できるデジタルマップの相互連携を実施している。^[1]

デジタルマップは11言語に対応しており、アトラクションの待ち時間や混雑状況がリアルタイムで確認できる機能を実装している。年間250万人以上が来場するよみうりランドの運営施設において、来場者の目的施設以外への回遊を促進し、地域の活性化および賑わい創出の実現に向けた取り組みを推進していく。

また、デジタルマップ公開を記念したスタンプラリーを2025年4月7日から5月6日まで開催する。よみうりランド、HANA・BIYORI、ジャイアンツタウンスタジアムの3か所でスタンプを集めると、スタンプの数に応じて100円から500円分のクーポンがプレゼントされる仕組みだ。

デジタルマップの機能まとめ

よみランデジタル集遊マップの詳細はこちら

デジタルマップ・プラットフォームについて

デジタルマップ・プラットフォームとは、施設や地域の案内をデジタル化し、ユーザーの利便性向上を目的としたシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• リアルタイムでの情報更新と配信が可能
• 多言語対応による訪日外国人対応
• 経路検索や混雑状況の可視化機能

プラチナパークはレジャー施設向けのデジタルマップ・プラットフォームで、施設の体験価値向上と収益最大化を目的としている。混雑状況や待ち時間の可視化、目的地への経路検索など、レジャー施設のDXに必要な機能を多数実装し、施設の世界観を演出できる柔軟な表現が特徴だ。

官民連携によるデジタルマップ導入に関する考察

よみうりランドと稲城市のデジタルマップ連携は、地域活性化における官民連携の新たなモデルケースとなる可能性が高い。特に年間250万人以上が来場する大規模レジャー施設と地域が連携することで、施設来場者を地域全体に波及させる効果が期待できるだろう。

一方で、デジタルマップの導入だけでは地域活性化の効果は限定的になる可能性がある。地域の魅力的なコンテンツ作りや、デジタルマップと連動したイベントの定期的な開催など、継続的な施策の展開が必要不可欠だ。

将来的には、AIやビッグデータを活用した来場者の行動分析や、それに基づく施設運営の最適化なども期待される。デジタルマップを起点として、より高度な地域DXへと発展させていく戦略が重要になるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「＜国内初＞よみうりランド・稲城市ほか、官民連携によるデジタルマップ導入で来場促進と地域活性化を目指す | ボールドライト株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000043899.html, (参照 25-04-12).
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