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公開：2025-04-18

上新電機、日立、東武鉄道が生体認証サービス「SAKULaLa」を導入、デジタル格差解消と不正購入防止を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 上新電機、日立、東武鉄道が生体認証サービス「SAKULaLa」を導入
• 指静脈認証で本人確認とポイント獲得が可能に
• デジタル格差解消と商品購入時の不正防止を実現

生体認証サービス「SAKULaLa」が家電量販店に初導入

上新電機と日立製作所、東武鉄道は生体認証サービス「SAKULaLa」を活用した新たな取り組みを2025年4月24日より開始する。家電量販店として初めて上新電機の2店舗に導入され、指をかざすだけで簡単なポイント獲得と厳格な本人確認を実現することで、デジタル技術に不慣れな利用者への配慮と不正購入の防止を両立させた。^[1]

上新電機は「SAKULaLa」導入の背景として、スマートフォン操作が苦手な顧客へのデジタルサービス提供と限定商品の不正な重複購入防止という課題を抱えていた。生体情報の安全性と指静脈認証の精度の高さ、東武グループでの導入実績から「SAKULaLa」の採用を決定し、2024年8月より3社で検討を進めてきた。

「SAKULaLa」は一度登録すれば専用端末に指をかざすだけで利用可能となり、今後さまざまな業界での普及時も新たな登録なしでサービスを利用できる。東武鉄道と日立は人々の生活をより便利にする社会インフラの構築を目指し、スーパーや飲食店に加え、家電量販店や鉄道、百貨店など多様な業界への展開を進めている。

SAKULaLaサービスの概要まとめ

SAKULaLaの詳細はこちら

生体認証について

生体認証とは、人間の身体的特徴を用いて個人を識別する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 指紋や静脈、顔などの生体情報を用いて本人確認を行う
• パスワードやICカードと比べて紛失や盗難のリスクが低い
• 高度なセキュリティと利便性を両立できる

日立が提供する公開型生体認証基盤は、高いセキュリティレベルで生体認証サービスを実現している。指静脈認証装置C-1を活用することで、スマートフォンやICカードなどのデバイスを持ち歩く必要がなく、生体情報だけで決済やポイント付与、本人確認などの機能を安全に利用することが可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「上新電機、日立、東武鉄道が、生体認証サービス「SAKULaLa」を活用し、デジタル格差の解消、商品購入時の不正防止に向けた取り組みを開始 | 株式会社 日立製作所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000455.000067590.html, (参照 25-04-18).
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