エピックベースがAI議事録ツール「スマート書記」の大型アップデートを発表、機密情報を保護しながらAI精度向上を実現

PR TIMES より
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記事の要約
- AIツール「スマート書記」が機能アップデートを実施
- AIに学習させない独自アルゴリズムでAI精度が向上
- 機密情報を安全に管理しながら各社に最適化が可能
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独自アルゴリズムによるAI議事録ツール「スマート書記」の大型アップデート
エピックベース株式会社は、AI議事録サービス「スマート書記」の文字起こし機能を2025年5月1日に大型アップデートすることを発表した。AIに学習させることなくAI精度を向上させる独自アルゴリズム(特許出願中)を活用することで、機密情報を保護しながら高精度な文字起こしを実現している。[1]
スマート書記は累計6,000社以上の企業に利用され、機密情報をAIに学習させることへの懸念が多く寄せられていた。従来のツールでは社内用語を正確に変換できない課題があったが、独自アルゴリズムの採用により、用語登録などの煩雑な設定を行わずとも高精度な文字起こしが可能となっている。
本アップデートにより、企業がよく使用するキーワードの認識精度向上や話し言葉の自然な文章への自動校正、チーム・個人・プロジェクトなど指定した範囲でのAI精度向上が実現される。Japan DX Week春2025では、アップデート機能の先行公開とデモンストレーションが実施されることになっている。
スマート書記の新機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
アップデート日 | 2025年5月1日 |
主な新機能 | キーワード認識精度向上、話し言葉の自動校正、指定範囲でのAI精度向上 |
特徴 | AIに学習させない独自アルゴリズム、機密情報保護、用語登録不要 |
導入実績 | 累計6,000社以上 |
先行体験 | Japan DX Week春2025(4月23日~25日) |
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独自アルゴリズムについて
独自アルゴリズムとは、AIや機械学習モデルに直接データを学習させることなく、精度を向上させる技術的な仕組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 機密情報を外部に送信せずにAI精度を向上
- 各企業独自の用語や表現に最適化が可能
- 使用頻度に応じて自動的に精度が向上
スマート書記の独自アルゴリズムは、各企業が作成した過去のドキュメントを活用しながら文字起こしの精度を向上させている。他社のデータを一切含まない自社限定のドキュメントのみを使用することで、高いセキュリティを維持しながら企業固有の用語や表現に対応することが可能となっている。
スマート書記の大型アップデートに関する考察
従来のAI文字起こしツールでは、高精度化のために大量の学習データが必要であり、機密情報の取り扱いが大きな課題となっていた。スマート書記の独自アルゴリズムは、この課題を解決する画期的なアプローチであり、特に機密性の高い情報を扱う企業にとって大きな価値を提供することが期待できるだろう。
一方で、AIに学習させないアプローチでは、新しい専門用語や業界特有の表現への対応に時間がかかる可能性がある。今後は、セキュリティを維持しながら新しい用語への適応速度を向上させる機能や、より詳細な範囲指定による精度向上の仕組みの追加が望まれる。
将来的には、この独自アルゴリズムの技術を他の業務効率化ツールにも応用することで、より広範な業務のデジタル化が進むことが期待される。セキュリティと利便性を両立させるこの技術は、企業のDX推進における重要な要素となるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「【業界初】独自アルゴリズムを活用し、学習させずAI精度向上を実現。AI議事録ツール「スマート書記」が5月1日に大型アップデート | エピックベース株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000054966.html, (参照 25-04-24). 2795
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