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兵庫県と台湾デザイン研究院が大阪・関西万博で共創展示を開催、伝統工芸とデザインの融合による新たな価値創造を提案

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

兵庫県と台湾デザイン研究院が大阪・関西万博で共創展示を開催、伝統工芸とデザインの融合による新たな価値創造を提案

PR TIMES より


記事の要約

  • 兵庫と台湾デザイン研究院が大阪・関西万博で共創展示を開催
  • 丹波焼や淡路瓦など兵庫の工芸と台湾彰化の素材を融合
  • 6人のクリエイターによる8点の作品を展示

兵庫の伝統工芸と台湾デザインの共創展示が万博で実現

公益財団法人神戸ファッション協会と財団法人台湾デザイン研究院は、大阪・関西万博関連企画として「HYOGO X TDRI ものづくりとデザインの融合 ― 暮らしを彩る、兵庫と台湾彰化の共創」を2025年4月26日より開催する予定だ。兵庫県の伝統工芸である丹波焼や淡路瓦などと台湾のクリエイターが協働し、新たな価値創造を目指している。[1]

台湾のクリエイターたちは2024年から兵庫を訪れ、丹波焼や淡路瓦、神戸レザー、豊岡鞄などの産地と密接に連携して共創プロジェクトを展開してきた。展示会場では「藍海」「白光」「緑息」をモチーフに両地域の共通点を表現し、港町としての歴史や農業との結びつきを象徴的に演出している。

展示では淡路瓦を活用した線香台や玄関用キーラック、丹波焼と台湾の蘭文化を融合させた植木鉢、神戸レザーとリサイクル素材を組み合わせたキャップなど、伝統と革新が調和した作品が展開される。豊岡鞄では台湾とフィリピンの職人技術を取り入れた三地域連携の作品も登場している。

共創展示の作品一覧

分野 作品名 特徴 制作者
淡路瓦 香る瓦 収納付き線香台 周育潤氏と台湾師範大学学生
丹波焼 山野の積み木 蘭花と苔の美を表現 伝市窯×CNFlower凌宗湧氏
神戸レザー 白のハーモニー リサイクル素材との融合 未來式 汪麗琴氏
豊岡鞄 三つの手が結ぶ 三地域連携作品 MORITA×本質創作室 李雅靖氏

クリエイティブコラボレーションについて

クリエイティブコラボレーションとは、異なる文化や技術を持つ創作者が協力して新しい価値を生み出す取り組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 伝統技術と現代デザインの融合による新たな価値創造
  • 異文化間の相互理解と技術交流の促進
  • 地域資源の再解釈による新商品開発

兵庫県と台湾彰化の共創プロジェクトでは、両地域の製造業の特徴を活かしながら、伝統工芸の技術と現代デザインを組み合わせている。淡路瓦と線香文化の融合や丹波焼と蘭栽培の組み合わせなど、地域の特性を活かした新しい価値提案が展開されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「「兵庫のものづくり × 台湾デザイン」共創展示が大阪・関西万博に登場 | 財団法人台湾デザイン研究院 日本窓口のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000015359.html, (参照 25-04-30).
  2. 3855

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