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公開：2025-04-30

プロモツールが7500万円のデット・ファイナンスを実施、香り技術開発と事業拡大を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• プロモツールが総額7500万円のデット・ファイナンスを実施
• 無担保・無保証で資金調達を実現し累計調達額が1億円超え
• 事業会社との資本提携を視野に入れ上場準備を開始

プロモツールの7500万円デット・ファイナンス調達

香りとニオイを創るセントテクノロジーカンパニーのプロモツール株式会社は、事業の急速な拡大に伴う増加運転資金調達を目的として、2025年4月26日に巣鴨信用金庫と朝日信用金庫から総額7500万円のデット・ファイナンスによる資金調達を実施した。事業成長による財務実績と将来性が評価され、無担保・無保証での資金調達が実現し、借入の累計調達額は1億円を超える結果となった。^[1]

プロモツールは空間芳香による企業ブランディングのプロデュースをはじめ、香り見本のアロマテスターやアロマカードなどの香りプロモーションツールの開発、OEMの製造まで幅広いソリューションを提供している。企業やホテル、自治体など多様な分野において香りを活用したブランド体験や購買促進の需要が高まりを見せており、同社の香りのクリエイティブ力とコンサルティング力への期待が日々高まっているのだ。

調達資金は増加する問い合わせへの対応力強化や、より質が高く安全性の高い香りの開発・製造体制の拡充、調香師の育成に活用される。さらに人々の健康状態を改善できる効果訴求が可能な香り開発への挑戦など、より多角的な香りにまつわる事業展開を加速させていく方針である。

プロモツールの資金調達概要

デット・ファイナンスについて

デット・ファイナンスとは、企業が金融機関から借入れによって資金を調達する方法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 返済義務のある借入金による資金調達方法
• 株式発行と異なり企業の支配権に影響を与えない
• 利息支払いが必要だが税務上損金算入が可能

プロモツールの事例では、事業成長による財務実績と将来性が評価され、無担保・無保証での調達を実現している。香り技術研究所を基盤とするセントテクノロジーカンパニーとしての技術力と、多様な分野での実績が評価された結果といえるだろう。

プロモツールの資金調達に関する考察

プロモツールが無担保・無保証でのデット・ファイナンスを実現できた背景には、香りとテクノロジーを融合した独自のビジネスモデルの確立がある。企業ブランディングから健康改善効果まで幅広い領域で香りの活用を推進しており、市場における独自のポジショニングを確立していることが高く評価されているのだろう。

今後の課題としては、急速な事業拡大に伴う組織体制の整備や人材確保が挙げられる。特に調香師の育成には時間とコストがかかるため、効率的な人材育成システムの構築が必要になるだろう。資金調達を活用した戦略的な投資と、それに見合う収益性の確保が重要な鍵を握ることになる。

新たな技術開発への挑戦と既存事業の拡大を両立させながら、上場に向けた体制整備を進めることが求められる。生成AIなど最新テクノロジーの活用も視野に入れつつ、香りビジネスのリーディングカンパニーとしての地位を確立できるかが注目されるところだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「香りベンチャーのプロモツール、総額7500万円のデット・ファイナンスを実施 | プロモツール株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000023783.html, (参照 25-04-30).
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