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公開：2025-05-13

Paynとメトロコンダクター連携開始、レンタカー事業者のキャンセル料請求業務を自動化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Paynとメトロコンダクターのシステム連携開始
• レンタカー事業者のキャンセル料請求業務を自動化
• 初期費用・月額費用無料で連携可能

Paynとメトロコンダクター連携開始

Payn株式会社は2025年5月12日、メトロエンジン株式会社が提供するレンタカー一元管理システム「メトロコンダクター」とのシステム連携開始を発表した。この連携により、レンタカー事業者のキャンセル料請求・回収業務の自動化を実現するのだ。

Paynは、宿泊施設や飲食店、レンタカー事業者向けにキャンセル料の請求・回収業務を自動化するツールだ。メトロコンダクターとの連携により、予約データの自動取り込み、請求書作成、メッセージ送信、請求リマインド・回収といった業務を自動化できるようになった。

本連携は、Paynが2023年10月に取得した「様々な媒体から予約データを取得し、シームレスにキャンセル料を請求することが可能になる技術」の特許を活用している。これにより、レンタカー事業者は開発費用を含む初期費用や月額費用を一切かけずに連携できるのだ。

連携概要

Payn公式サイト

メトロコンダクターについて

メトロコンダクターは、複数のOTAサイトに掲載している在庫を一元管理できるレンタカー事業者向け総合管理システムだ。在庫管理機能では、OTAサイトごとの在庫調整の手間を省き、オーバーブッキングリスクを抑えながら販売機会を最大化できる。

• 在庫の一括管理
• 競合価格調査機能
• 従業員の負担軽減

競合価格調査機能では、各OTAの競合店舗の販売価格を一覧表示し、効率的な価格設定を支援する。これにより、市場動向に応じた柔軟な料金コントロールが可能になるのだ。

Paynとメトロコンダクター連携に関する考察

Paynとメトロコンダクターの連携は、レンタカー業界におけるDX推進に大きく貢献するだろう。キャンセル料回収業務の自動化は、事業者の業務効率化とコスト削減に繋がるだけでなく、ノーショー問題の軽減にも効果を発揮する。しかし、システム連携に伴う初期設定や、API連携における技術的な課題が発生する可能性もある。

起こり得る問題への解決策としては、Paynとメトロエンジンによる連携サポート体制の強化が挙げられる。導入支援やトラブルシューティングの充実により、スムーズなシステム導入と運用を支援する必要があるだろう。また、将来的には、より多様なOTAとの連携や、キャンセル料以外の請求業務への対応など、機能拡張が期待される。

今後、Paynは様々な予約管理システムとの連携を拡大し、更なる業務効率化を実現していくことが期待される。メトロコンダクターも、機能強化や他システムとの連携を推進することで、レンタカー事業者のビジネス成長を支援していくことが重要だ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「キャンセル料の請求・回収業務を自動化する「Payn（ペイン）」、メトロエンジンが提供するレンタカーの一元管理システム「メトロコンダクター」と連携を開始 | Payn株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000108402.html, (参照 25-05-13).
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