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公開：2024-12-05

富士ソフトが工場向け異常行動検知アプリケーションFABMonitorを販売開始、i-PRO製AIカメラと自社AIの組み合わせで作業効率向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 富士ソフトがFABMonitorの販売を開始
• i-PRO製AIカメラと自社AIを組み合わせたアプリケーション
• 工場作業者の異常行動を検知し作業効率を向上

富士ソフトが工場向け異常行動検知アプリケーションFABMonitorを発表

富士ソフトは工場のDX化支援を目的とし、i-PRO製のAIネットワークカメラと自社開発の行動検知AIを組み合わせた異常行動検知アプリケーションFABMonitorを2024年12月2日より販売開始した。AIネットワークカメラにアプリケーションをインストールする仕組みによって、高性能PCやクラウド環境の導入が不要となっている。^[1]

FABMonitorは工場作業者の作業ミスや熟練者と初心者の作業手順の違いを検知する機能に加え、作業者の体調不良の兆候も検知することが可能となっている。カメラの設置位置に関して柔軟性が高く、作業者の正面や手元が写らない位置でも行動検知が実現できるのが特徴だ。

価格は通常プランでライセンス料が19万8000円、PCアプリケーション料が22万円となっており、別途保守運用費が必要である。また動画データの分析と簡易レポート作成を含むPOC導入プランも19万8000円で提供している。

FABMonitorの機能まとめ

行動検知AIについて

行動検知AIとは、カメラで撮影された映像から人物の動きや姿勢を分析し、特定の行動パターンを識別する人工知能技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 映像から人物の動作を自動で認識し分類
• 正常な動作パターンからの逸脱を検出
• リアルタイムでの異常行動の検知が可能

行動検知AIは工場での作業工程において、作業者の動作を継続的にモニタリングし正常なパターンと比較することで異常を検出する仕組みとなっている。FABMonitorでは富士ソフトが独自開発した行動検知AIをi-PRO製のAIネットワークカメラに実装することで、効率的な作業分析と安全管理を実現している。

参考サイト

1. ^ 富士ソフト株式会社. 「ニュース（20241202）|　富士ソフト、異常行動検知アプリケーション「FABMonitor」を販売開始　i-PRO製のAIネットワークカメラに当社独自開発のAIを搭載し工場作業者の作業ミスの軽減や体調管理を支援 | 富士ソフト株式会社」. https://www.fsi.co.jp/company/news/20241202_2.html, (参照 24-12-05).

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