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公開：2024-12-12

BoxとAdobe、企業向けコンテンツ制作環境を強化、ICMプラットフォームにAdobe ExpressとFirefly AIを統合しデジタルメディア管理を効率化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Boxとアドビがパートナーシップを強化し企業向けソリューションを提供
• Adobe ExpressがBoxのデフォルト画像編集ツールに統合
• FireflyのAI機能を活用した安全な商用利用が可能に

BoxとAdobeが企業向けクリエイティブツールの提供で協業を強化

Box, Inc.とアドビは、企業のデジタルメディア管理・制作・共有方法を再定義するため、2024年12月11日にパートナーシップの強化を発表した。この提携によりAdobe ExpressがBoxのデフォルトの画像編集ツールとなり、全てのBoxユーザーがプラットフォーム内で直接コンテンツを制作・編集することが可能になっている。^[1]

Adobe ExpressはFirefly生成AIモデルを搭載しており、企業での安全な商用利用を実現するよう設計されている。マーケティング部門による画像編集や人事チームのトレーニングコンテンツカスタマイズ、営業部門のプレゼン資料作成など、様々な業務でのコンテンツ制作をBoxのセキュアな環境で実行できるようになった。

両社は将来的にAIとビデオ編集機能の追加提供も発表しており、すでにAlnylam Pharmaceuticals、BBC Studios、ByteDanceなど数千の顧客企業が活用を開始している。この統合によってBoxのインテリジェントコンテンツ管理ソリューションがさらに強化され、企業のデジタルコンテンツ制作環境が大きく向上するだろう。

Adobe Express機能まとめ

インテリジェントコンテンツ管理について

インテリジェントコンテンツ管理（ICM）とは、AIやクラウド技術を活用してデジタルコンテンツの作成から保存、共有までを一元的に管理するシステムのことであり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• AIを活用した効率的なコンテンツ制作と管理
• セキュアな環境でのチーム間コラボレーション
• コンテンツのライフサイクル全体の統合管理

BoxのICMプラットフォームは、Adobe ExpressとFirefly AIの統合により、企業のデジタルコンテンツ制作をさらに効率化している。アドビの高度なクリエイティブツールとBoxのセキュアな管理機能の組み合わせにより、企業は安全かつ効率的にコンテンツを制作・管理することが可能になった。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Adobe ExpressとBox、業界をリードするクリエイティビティとAIツールを企業に提供するためにパートナーシップを強化 | 株式会社Box Japanのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000118212.html, (参照 24-12-12).
2. ByteDance. https://www.bytedance.com/

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