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公開：2024-12-19

おもいで株式会社がOMOIDEプラットフォームを茨木市おにクル1周年事業に提供、デジタルタイムカプセルで思い出を未来へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• おもいで株式会社のOMOIDEプラットフォームが茨木市おにクル1周年事業に採用
• デジタル版タイムカプセルで1年後に思い出を届けるサービスを提供
• 未来へのメッセージ配信とマーケティングツールの機能を統合

OMOIDEプラットフォームのデジタルタイムカプセル機能を茨木市が採用

おもいで株式会社は、未来へメッセージを届けるサービス「OMOIDEプラットフォーム」を大阪府茨木市の文化・子育て複合施設「おにクル」1周年記念イベントで2024年12月16日に公開した。施設の1周年を記念して、参加者がその場で撮影した写真にメッセージを添えて1年後の自分や大切な人に届けるデジタル版タイムカプセルの体験コーナーが設置されている。^[1]

この「思い出タイムカプセル～未来に届けるデジタルメッセージ～」と名付けられた企画では、撮影された写真をスクリーンにリアルタイムで映し出し、会場全体でおもいでを共有する演出が行われた。おにクルでの思い出や成長を実感できるプログラムとして、OMOIDEプラットフォームが採用されることで、地域の人々との思い出づくりが促進されている。

OMOIDEプラットフォームは、初期費用に加えて月額50,000円から利用可能なマーケティングツールとしても機能し、メッセージの中に事業者からの案内を埋め込むというビジネスモデル特許を取得している。送信するメッセージのフォーマットと送信数、保管年数に応じて料金が設定され、自治体や観光事業者での採用が増加している。

OMOIDEプラットフォームのサービス概要

デジタルタイムカプセルについて

デジタルタイムカプセルとは、写真やメッセージなどのデジタルコンテンツを指定した未来の日時に配信できるシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 物理的な保管場所が不要でデータとして半永久的に保存可能
• 写真や動画、テキストなど様々な形式のコンテンツに対応
• 指定した日時に自動配信される利便性の高さ

OMOIDEプラットフォームのデジタルタイムカプセルは、個人情報保護法およびJISQ15001に従って管理されており、プライバシーマークも取得している。利用者のメッセージは厳重に保護され、指定された未来の日時まで安全に保管される仕組みとなっている。

OMOIDEプラットフォームに関する考察

OMOIDEプラットフォームの導入により、従来の物理的なタイムカプセルでは実現できなかったデジタルならではの利点が活かされている。スクリーンでのリアルタイム共有機能により、その場での思い出共有と未来への期待感を同時に演出できる点は、イベントの価値を大きく高めることに成功している。

今後の課題として、デジタルデータの長期保存における技術的な安定性の確保が挙げられる。データ形式の陳腐化や保存システムの更新への対応が必要となるが、定期的なバックアップとフォーマット変換の自動化システムの導入が有効な解決策となるだろう。

将来的には、AR/VRテクノロジーとの統合により、過去のメッセージをより臨場感のある形で体験できる機能の追加が期待される。施設や地域の記憶を未来に継承していく新しい文化創造のプラットフォームとして、さらなる発展が望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「おもいでを「未来へ」届けるタイムカプセル―OMOIDEプラットフォームが大阪府茨木市「おにクル」1周年事業の企画に採用されました | おもいで株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000031811.html, (参照 24-12-19).

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