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公開：2024-12-24

都築電気がクラウドPBXサービスにNTT Comの外線を追加、双方向番号ポータビリティで電話基盤のクラウド化を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 都築電気がクラウドPBXサービスにNTT ComのIP電話を追加
• 双方向番号ポータビリティの開始で電話基盤のクラウド化が容易に
• 専用設備なしで固定電話番号を継続利用可能に

都築電気のクラウドPBXサービスがNTT Comの外線サービスに対応

都築電気株式会社は、クラウドPBXサービス「TCloud for Voice」およびクラウドCTIサービス「CT-e1 / SaaS」の外線として、NTTコミュニケーションズの企業向けIP電話サービス「Arcstar IP Voice（Universal One）クラウドプラン」を2024年12月24日に収容可能にした。各拠点への専用設備の設置が不要となり、既存の固定電話番号を保持したままでの外線通話基盤のクラウド化が実現している。^[1]

固定電話サービス提供事業者18社は2024年1月より、双方向番号ポータビリティの開始を発表しており、固定電話番号の継承がより容易になることで音声コミュニケーション基盤の更改ニーズが高まると予測される。LNPにおける制度面の制約緩和が進展することで、企業の電話システムやコールセンターのクラウド化が加速するだろう。

都築電気はフルクラウド構成、外線GW利用、既存PBXとのハイブリッド構成、リモートワーク対応など、多様なシステム構成を実現可能にしており、顧客のニーズに応じた柔軟な導入が可能となっている。新サービスについて理解を深めるため、2025年1月28日にはオンラインセミナーの開催も予定されている。

クラウドPBXサービスの機能まとめ

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番号ポータビリティについて

番号ポータビリティとは、電話会社を変更する際に既存の電話番号を継続して利用できる仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 電話会社変更時の番号維持が可能
• 顧客との連絡手段の継続性を確保
• 事業継続性の向上に貢献

2024年1月からの双方向番号ポータビリティの開始により、固定電話サービス提供事業者18社間での番号移行がより容易になる。企業の音声コミュニケーション基盤のクラウド化を促進する重要な要素として注目を集めている。

クラウドPBXサービスに関する考察

都築電気のクラウドPBXサービスにNTT Comの外線サービスが追加されたことで、企業の通信インフラのクラウド化がより現実的なものとなっている。専用設備の導入や保守の負担が軽減されることで、特に中小企業にとって導入のハードルが大幅に下がることが期待できるだろう。

今後の課題として、セキュリティ面での懸念や、インターネット回線の品質による通話品質への影響が考えられる。これらの課題に対しては、暗号化技術の強化や、優先制御機能の実装などの技術的な対策が有効な解決策となり得るだろう。

将来的には、AIによる音声認識や自動応答機能の統合、ビジネスチャットツールとの連携強化など、より高度な機能の追加が期待される。クラウドPBXサービスは、単なる電話システムからビジネスコミュニケーション基盤へと進化を遂げていくと考えられる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「都築電気、自社のクラウドPBXサービスおよびクラウドCTIサービスの外線としてNTTコミュニケーションズのクラウド外線サービスを追加 | 都築電気株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000008034.html, (参照 24-12-24).

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