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公開：2025-01-08

東海電子がクラウド飲酒検査のビッグデータを公開、白ナンバーの義務化で検査件数が年間1300万回を突破

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 東海電子が白ナンバー義務化1年のデータを公開
• 月間約80万人がクラウドアルコール検査を利用
• 酒気帯び数値検出率は白ナンバー増加で上昇傾向

クラウドアルコールチェックシステムの飲酒検査データ解析

東海電子株式会社は2025年1月6日、白ナンバーのアルコール検知器義務化施行から1年が経過したことを受け、クラウドアルコールチェックシステムのビッグデータを公開した。クラウドシステムでは設置型アルコール検知器ALC-PROⅡと遠隔地型ALC-MobileⅡ/Ⅲを通じて点呼やアルコールチェックのデータをクラウド上で保存することが可能となっている。^[1]

アルコール検知器の利用者数は2018年8月のサービス開始時には月間1万人未満であったが、現在では月間約80万人にまで増加している。白ナンバー義務化の影響により、2024年は年間1300万回以上の飲酒検査が実施され、白ナンバー事業者の増加に伴って酒気帯び数値検出率も上昇傾向にあることが明らかになった。

全国の事業所における飲酒検査データは匿名加工情報化されており、個人や企業を特定することはできない仕組みとなっている。アルコール検知器の有効性確認テスト用IDについては、測定者ID「99999999」を使用することで、テスト測定によるアルコール検出を集計から除外する機能が実装されているのだ。

アルコール検知器義務化の概要

東海電子の詳細はこちら

クラウドアルコールチェックシステムについて

クラウドアルコールチェックシステムとは、点呼時のアルコール検査データをクラウド上で管理するシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 設置型と遠隔地型の2種類のアルコール検知器に対応
• 検査データの匿名加工による個人情報保護
• テスト測定の除外機能による正確なデータ集計

白ナンバー事業者を含む全国約860万人の運転業務従事者がアルコールチェックの対象となっており、月間約80万人がクラウドアルコール検査を利用している。システムの導入により、業務での飲酒運転防止と安全管理の強化が進められているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「クラウド飲酒検査のビッグデータを公開！「酒気帯び数値検出率」は増加傾向に。 | 東海電子株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000278.000070819.html, (参照 25-01-08).

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