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公開：2025-01-11

三菱地所とNTTデータが丸の内エリア特化型AIコンシェルジュを提供開始、マップアプリOh MY Map!で回遊性向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 三菱地所とNTTデータがAIコンシェルジュを提供開始
• マップアプリ「Oh MY Map!」内に搭載されたチャットボット
• 丸の内エリアの最新情報をリアルタイムに提供可能

三菱地所とNTTデータのAIコンシェルジュ提供開始でエリア回遊性向上へ

三菱地所株式会社と株式会社NTTデータは、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会が開発するマップアプリ「Oh MY Map!」に搭載する丸の内エリア特化型のAIコンシェルジュを2025年1月8日にリリースした。このAIコンシェルジュは最新生成AI技術LLMとRAGを活用し、エリアのイベントや飲食店などの情報をリアルタイムに提供することで回遊性の向上を目指している。^[1]

AIコンシェルジュの開発には、東京都の「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」の補助金が活用されており、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりグループとしてNTTデータに開発を委託して進められた。大丸有の都市OSとも連携し、エリアに特化した豊富な情報の収集を実現したことで、利用者は必要な情報を迅速かつ的確に入手できるようになった。

AIコンシェルジュにはAnthropicが開発したClaude 3.5 Sonnetをベースにし、従来のNaiveRAGだけでなくAdvanced RAGを採用することで、複雑な質問への対応や検索精度の向上を実現した。利用者は「Oh MY Map!」上で丸の内エリアの情報を確認でき、エリア内の就業者や頻繁に訪れる利用者、初めて訪れる人々にも役立つ情報が提供される。

AIコンシェルジュの主な機能まとめ

Oh MY Map!の詳細はこちら

Advanced RAGについて

Advanced RAGとは、Retrieval-Augmented Generationの高度な実装形式で、外部情報の検索と生成AIの応答を組み合わせる技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 複雑な質問に対する高精度な回答生成
• 検索結果の優先度調整による精度向上
• エリアデータのリアルタイム活用が可能

三菱地所とNTTデータのAIコンシェルジュでは、Advanced RAGを採用することで都市OSに蓄積されたデータを効率的に活用している。このシステムにより、丸の内エリアの最新情報をリアルタイムに引き出し、具体的かつ実用的な回答を提供することが可能になった。

参考サイト

1. ^ 三菱地所. 「都市OSと連携した地域情報を提供「次世代型AIコンシェルジュ」開始 | 三菱地所」. https://www.mec.co.jp/news/detail/2025/01/08_mec250108_ai%20concierge, (参照 25-01-11).

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