NTTグループとTBSがIOWN APNによる音声リモートプロダクションを実現し地上波生放送での活用に成功
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記事の要約
- NTTグループとTBSがIOWN APNによるリモートプロダクションを実現
- 年末の音楽番組で実証実験に成功
- 音声64チャネル分のリアルタイム伝送を達成
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IOWN APNを活用した音声リモートプロダクションの地上波放送での初実現
日本電信電話株式会社、東日本電信電話株式会社、株式会社TBSテレビは2025年1月6日、制作拠点と撮影現場をIOWN APN(オールフォトニクス・ネットワーク)で接続するリモートプロダクションの地上波生放送音楽番組における活用に成功したことを発表した。TBSの赤坂スタジオサブと新国立劇場を接続し、音声リモートプロダクションの実現に成功している。[1]
IOWN APNを活用したリモートプロダクションでは、音声64チャネル分のリアルタイム伝送によるリモートプロダクションに成功し、従来のネットワークでは困難だった生放送音楽番組における安定的な拠点装置間のPTPロック維持を実現した。往復5ms未満の遅延で遠隔での音声プロダクションを実現することに成功している。
制作拠点と撮影現場をネットワークで接続し制作を行う手法であるリモートプロダクションは、中継車で多くの機器を現地に用意し多くのスタッフを現地に派遣する必要があるという業務効率化の課題を解決するものだ。人口減少による映像・音声系技術者数の不足という社会課題の解決にも寄与することが期待されている。
音声リモートプロダクションの特徴まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
実施拠点 | TBS赤坂スタジオサブ、新国立劇場 |
技術特性 | 音声64チャネル分のリアルタイム伝送、往復5ms未満の遅延 |
活用実績 | 輝く!日本レコード大賞の生放送 |
提供企業 | NTT、NTT東日本、TBS |
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リモートプロダクションについて
リモートプロダクションとは、撮影現場と制作拠点をネットワークで接続して番組制作を行う手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 複数の現場をネットワークで接続した効率的な番組制作が可能
- 中継車や現地スタッフの削減による業務効率化を実現
- 高品質な制作環境の確保と運用コストの抑制を両立
IOWN APNを活用したリモートプロダクションでは、大容量・低遅延・ゆらぎなしの特徴を持つネットワークによって、音声64チャネル分の信号をリアルタイムで伝送することが可能となった。従来のネットワークでは困難だった生放送音楽番組における安定的な拠点装置間の同期維持を実現している。
参考サイト
- ^ NTT. 「世界初、IOWN APNによる生放送の音声リモートプロダクションを実現~IOWN APNを年末音楽番組の「輝く!日本レコード大賞」で活用~ | ニュースリリース | NTT」. https://group.ntt/jp/newsrelease/2025/01/06/250106a.html, (参照 25-01-11).
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