ロジテックが最大3,800MB/sの高速転送に対応したUSB4対応外付けSSD LMD-PBTU4Cシリーズを発売、温度検知ファン搭載で安定動作を実現
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記事の要約
- ロジテックがUSB4対応外付けSSDを発売
- 最大3,800MB/sの高速データ転送に対応
- 容量は1TB/2TBの2モデルをラインナップ
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ロジテックがUSB4対応の高速外付けSSD LMD-PBTU4Cシリーズを発売
ロジテックINAソリューションズは2025年1月8日、USB4対応の外付けSSD「LMD-PBTU4C」シリーズを発売した。読み込み速度は最大3,650MB/s、書き込み速度は最大3,800MB/sの高速データ転送を実現し、MacOSのインストールや外部起動ディスクとしても使用可能となっている。[1]
筐体には温度を自動検知して稼働する冷却ファンを内蔵しており、熱暴走による速度低下を防ぎ安定した動作を実現している。また、PlayStationR5での動作も確認済みで、外付けSSDにゲームデータを保存することで起動時間やセーブデータのロード時間を短縮できるようになった。
幅60mm×奥行119mmのコンパクトサイズで、デスク周りでの設置や持ち運びも容易になっている。USB 40Gbpsに対応していないUSBポートにも接続可能で、既存のUSB 20Gbps、USB 10Gbps、USB 5Gbpsポートとの互換性も確保されている。
LMD-PBTU4Cシリーズの仕様まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
容量 | 1TB/2TB |
転送速度 | 読み込み最大3,650MB/s、書き込み最大3,800MB/s |
インターフェース | USB 40Gbps(USB4 Version 1) |
対応OS | Windows 11/10、macOS Sonoma 14/Ventura 13/Monterey 12 |
本体サイズ | 120×60×16mm |
価格 | 1TB:33,231円、2TB:47,481円 |
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USB4について
USB4は、USB規格の第4世代として策定された高速データ転送規格のことである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 最大40Gbpsの高速データ転送に対応
- DisplayPort Alt ModeやThunderbolt 3との互換性
- 動的な帯域幅の割り当てによる効率的なデータ転送
USB4対応機器では、大容量データの高速転送や複数の高解像度ディスプレイの同時出力が可能になっている。外付けSSDなどのストレージデバイスにおいても、従来のUSB規格と比べて大幅な速度向上が実現されており、より快適なデータ転送環境を提供している。
LMD-PBTU4Cシリーズに関する考察
LMD-PBTU4Cシリーズは、温度検知ファンを搭載することで安定した高速転送を実現している点が評価できる。従来のUSB外付けSSDでは熱による速度低下が課題となっていたが、自動冷却機能によってこの問題を解決し、持続的な高速転送を可能にしている。
今後の課題として、USB4対応機器の普及度が挙げられる。現時点ではUSB4対応のPCやタブレットが限られているため、多くのユーザーが最大転送速度を活用できない可能性がある。この問題に対しては、下位互換性を活かしながら、USB4対応機器の普及を待つという段階的なアプローチが有効だろう。
将来的には、より大容量モデルのラインナップ追加や、業務用途向けの堅牢モデルの投入も期待される。特に4K/8K動画編集やゲーム開発などのクリエイティブ業界では、大容量かつ高速なポータブルストレージの需要が高まっている。
参考サイト
- ^ ロジテックINAソリューションズ株式会社. 「LMD-PBTU4Cシリーズ - ロジテックINAソリューションズ株式会社・ロジテック株式会社」. https://www.logitec.co.jp/products/ssd/lmdpbtu4c/index.php, (参照 25-01-11).
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