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公開：2025-01-15

ラピュタロボティクスがラピュタPA-AMRに新機能フォーカスピッキングを追加、物流現場の作業効率が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ラピュタPA-AMRに新機能「フォーカスピッキング」を追加
• ピッキング作業の優先順位を最適化し効率を向上
• 作業者の歩行距離を36%削減する効果を確認

ラピュタPA-AMRのフォーカスピッキング機能の提供開始

ラピュタロボティクスは、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」に新機能「フォーカスピッキング」を2025年1月14日に追加し提供を開始した。ラピュタPA-AMRは2020年の商用化以降、約60拠点以上に導入され累計販売数は800台を超え、物流現場における課題解決に大きく貢献している。^[1]

フォーカスピッキングは独自のアルゴリズムによってラピュタPA-AMRをピッキング量の多いエリアに集中させることで、作業者の歩行距離を大幅に削減する機能となっている。この新機能により、ピッキング作業の優先順位が最適化され、作業者とロボットの移動動線がこれまで以上に効率化されることで、物流現場における生産性の向上が期待できるだろう。

株式会社Rise UPの物流センターでの試験導入では、1時間あたりの推定歩行距離が通常のラピュタPA-AMRを用いたピッキング時の1348mから、フォーカスピッキング実装後は858mへと36%の削減効果が確認された。この結果は、新機能が物流現場の効率化に大きく寄与する可能性を示している。

ラピュタPA-AMRのフォーカスピッキング機能まとめ

フォーカスピッキング機能の詳細はこちら

アルゴリズムについて

アルゴリズムとは、特定の問題を解決するための手順や処理手続きを定式化した計算手順のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 明確な入力と出力の関係性を持つ論理的な処理手順
• 効率的な計算処理を実現するための最適化された手続き
• 特定の目的を達成するための体系的な問題解決方法

ラピュタPA-AMRのフォーカスピッキング機能では、独自のアルゴリズムによってロボットの動作とピッキングエリアの最適化が行われている。このアルゴリズムにより、作業者の歩行距離を36%削減するなど、物流現場における作業効率の大幅な向上が実現されているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ラピュタロボティクス、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」に新しいピッキング方法「フォーカスピッキング」を追加、提供を開始 | ラピュタロボティクス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000021229.html, (参照 25-01-15).

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