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公開：2025-01-15

ピクシーダストテクノロジーズが聴覚障害者向けコミュニケーションデバイス3種を展示、TEAM BEYOND CONFERENCEで最新技術を公開

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ピクシーダストテクノロジーズがユニバーサルコミュニケーションデバイスを紹介
• TEAM BEYOND CONFERENCEで3つの製品を展示予定
• デフスポーツ支援とコミュニケーション促進を目指す

ピクシーダストテクノロジーズのユニバーサルコミュニケーションデバイス展示

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、2025年1月27日に開催される東京都主催の「TEAM BEYOND CONFERENCE」でユニバーサルコミュニケーションを支援する3つのデバイスを展示する予定だ。本イベントは2025年に100周年を迎えるデフリンピックの東京開催を契機に開催され、デフスポーツの普及や誰もがつながれるコミュニケーションの促進を目指している。^[1]

展示予定の「VUEVO」は独自開発のワイヤレスマイクと専用アプリケーションを組み合わせ、360度全方向からの音声集音と発話者の特定を実現した画期的なデバイスとなっている。「VUEVO Display」は透明ディスプレイを活用し、会話の字幕をリアルタイムで両面に表示することで、自然な対面コミュニケーションを可能にするだろう。

「SOUND HUG」は音楽を視覚と振動で感じられる球体型デバイスとして開発された。楽曲全体や特定の楽器の音をMIXして振動として伝え、さらに音楽に合わせて発光することで、聴覚障害者も音楽を体感できる革新的な製品となっている。

ユニバーサルコミュニケーションデバイスの特徴まとめ

デフリンピックについて

デフリンピックとは、デフ（Deaf：耳が聞こえない）とオリンピックを組み合わせた言葉で、聴覚障害者のための国際的なスポーツ大会のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 4年ごとに開催される国際総合スポーツ競技大会
• デフアスリートを対象とした世界規模の大会
• 2025年に100周年を迎える歴史ある大会

東京都では2025年のデフリンピック開催を契機に、デフスポーツの普及や聴覚障害者とのコミュニケーション促進に向けた取り組みを積極的に展開している。ピクシーダストテクノロジーズの製品展示も、この取り組みの一環として位置づけられている。

ユニバーサルコミュニケーションデバイスに関する考察

ピクシーダストテクノロジーズの3つのデバイスは、聴覚障害者と健聴者のコミュニケーションギャップを埋める革新的なソリューションとなる可能性を秘めている。特にVUEVOの360度音声集音技術とリアルタイム翻訳機能は、多言語対応という点でもグローバルな活用が期待できるだろう。

課題として、デバイスの導入コストや運用面での負担が考えられるため、公共施設や教育機関への段階的な展開が望ましいと考えられる。また、音声認識精度のさらなる向上や、様々な場面での実用性を検証するための実証実験も必要となるだろう。

今後は音声認識技術とAIの進化により、よりスムーズなコミュニケーション支援が実現されると期待される。特にデフスポーツの分野では、選手とコーチ、観客との円滑なコミュニケーションを実現し、競技の発展に大きく貢献する可能性を秘めている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ピクシーダストテクノロジーズ、「TEAM BEYOND CONFERENCE」でユニバーサルコミュニケーションを支援するデバイス「VUEVO」「VUEVO Display」「SOUND HUG」を紹介 | ピクシーダストテクノロジーズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000213.000044679.html, (参照 25-01-15).

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