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インターコムがMaLionCloud Ver.7.2を発表、リモート管理とAIレポート機能が大幅に進化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • インターコムがMaLionCloud Ver.7.2を2025年2月3日提供開始
  • リモートコントロールツールのエンジンを標準搭載
  • AIレポート機能と不正PC遮断機能を強化

インターコムのMaLionCloud Ver.7.2が情報漏洩対策とIT資産管理を強化

インターコムは情報漏洩対策とIT資産管理・MDMサービス「MaLionCloud」の最新版となるVer.7.2を開発し、2025年2月3日より提供開始すると発表した。新版では大手サポートセンターでも導入されているリモートコントロールツール「RemoteOperator Helpdesk」のエンジンを標準搭載し、管理者は社員端末の状態に関わらずリモートコントロールを開始できるようになる。[1]

AIレポート機能については、これまで必要だった専用PC環境の構築が不要となり、条件指定だけで簡単に出力できるよう改良された。ログの解析はMaLionCloudで行われるため、環境構築やログの取り込みの手間が大幅に削減されている。

セキュリティ機能の強化として、不正PCの遮断機能が標準搭載された。MaLionCloudに未登録のPCがネットワークに接続された場合、ネットワーク管理サービスが即時に検出して接続を遮断し、管理者へ通知する仕組みが実装されている。

MaLionCloud Ver.7.2の主要機能まとめ

リモートコントロール AIレポート 不正PC遮断
主な特徴 RemoteOperator Helpdesk搭載 環境構築不要で簡単出力 即時検出と自動遮断
対象範囲 全社員端末 ログ収集データ ネットワーク接続PC
運用効果 遠隔メンテナンス効率化 分析業務の負荷軽減 セキュリティ強化

MDMについて

MDMとは「Mobile Device Management」の略称で、企業内のモバイルデバイスを一元管理するためのシステムやサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • デバイスの設定や制御を遠隔で一括管理
  • セキュリティポリシーの適用と監視
  • 紛失・盗難時のデータ保護対策

MaLionCloud Ver.7.2では、MDMの基本機能に加えてリモートコントロール機能やAIレポート機能が強化された。ネットワーク管理サービスとの連携により、社内のデバイスセキュリティをより強固にする仕組みが実現されている。

参考サイト

  1. ^ 株式会社インターコム. 「社員PCトラブルを遠隔からメンテナンス可能なリモートコントロールツールを標準搭載 「MaLionCloud」最新版をリリース プレスルーム|インターコム」. https://www.intercom.co.jp/press/news/2025/0110_malioncloud.html, (参照 25-01-15).

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