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コルク社がKOLC+の土量計算機能を提供開始、BIM/CIMと点群データの統合で建設DXが加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

コルク社がKOLC+の土量計算機能を提供開始、BIM/CIMと点群データの統合で建設DXが加速

PR TIMES より


記事の要約

  • コルク社がKOLC+の土量計算機能を提供開始
  • BIM/CIMと点群データの差分土量を算出可能に
  • タブレット端末やWEBブラウザで簡単に計測可能

KOLC+の土量計算機能の提供開始で建設DXが加速

株式会社コルクは2025年1月16日、BIM/CIM共有クラウド「KOLC+」にて盛土量や切土量、差分土量を算出できる土量計算機能の提供を開始した。新機能によってBIM/CIMや点群で構築したデジタルツインを土工分野でも活用しやすくなり、現場のタブレット端末やWEBブラウザから誰でも簡単に土量を計測できるようになったのだ。[1]

KOLC+の土量計算機能は、計測したい領域を囲んで計算を実行するだけで土量を算出することが可能になっており、グリッド幅や基準面、比較面をカスタマイズすることで自由自在に土量を計算できるようになっている。2つの点群の差分土量計算や、点群と計測領域の差分土量計算など、多様な計算方法に対応しているのだ。

また、土量計算の結果はビューに保存でき、瞬時に土量グラフを復元することが可能になっている。共有URLで計算結果をシェアすれば、大容量ファイルのやり取りなしで高速にレビューできるほか、グリッド幅や基準面、比較面などの計算条件もビューに保存できるため、次回以降は確実に同条件で再計算できるようになったのだ。

KOLC+の土量計算機能まとめ

項目 詳細
月額料金 5万円(税別)※100GB/100ユーザー/2現場分の場合
計算可能なデータ BIM/CIM、LandXML、3Dモデル(FBX、OBJ)、点群データ
主な機能 盛土量、切土量、差分土量の算出、計算結果の保存・共有
対応環境 タブレット端末、WEBブラウザ
利用実績 500社以上の導入実績あり
導入・トライアルに関する詳細はこちら

デジタルツインについて

デジタルツインとは、現実世界の物理的な対象物をデジタル空間上で再現する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • リアルタイムでの状態監視と分析が可能
  • シミュレーションによる予測と最適化を実現
  • 物理空間とデジタル空間の双方向データ連携

建設分野におけるデジタルツインは、BIM/CIMや点群データを活用して現場の3D化を実現することで、工事の進捗管理や施工計画の立案を効率化している。KOLC+の土量計算機能は、このデジタルツインを土工分野でも活用できるようにすることで、建設現場のDXをさらに推進する重要なツールとなっているのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「KOLC+、切盛土量を算出できる「土量計算」を提供開始 | 株式会社コルクのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000081365.html, (参照 25-01-17).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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