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公開：2025-01-17

IdeinがCTCとヨドコウ桜スタジアムでエッジAIカメラ実証実験を開始、来場者データ分析で顧客体験向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• IdeinとCTCがヨドコウ桜スタジアムで実証実験を開始
• エッジAIカメラで来場者情報をリアルタイムに分析
• AIデータ活用で顧客体験と運営効率の向上を目指す

エッジAIプラットフォームActcastによるスタジアムDXの実現

国内シェアNo.1のエッジAI開発プラットフォーム「Actcast」を運営するIdein株式会社は、CTCとヨドコウ桜スタジアムが共同で実施する実証実験にエッジAIカメラソリューションを提供した。エッジAIカメラを入場ゲートに設置し、来場者数や属性情報をリアルタイムに収集・分析することで、2025年度内の導入を目指した新たな顧客体験につながる施策を検討している。^[1]

ヨドコウ桜スタジアムは、スポーツイベントで年間32万人以上が来場し、年間130件以上の各種イベントが開催される日本有数の駅近スタジアムである。2021年4月のリニューアルオープンから5年目を迎えるにあたり、より安心・安全なスタジアム運営とマーケティングを通した新しい施策の検討を進めてきたのだ。

IdeinのエッジAIカメラ「ai cast」は、デバイス内でリアルタイムにAIデータの処理を行う小型・高性能なカメラである。Actcastとの連携により、顔認証や動線推定などの高精度な分析が可能になり、収集したデータは個人情報を含まないテキストデータとしてクラウドサービスに保存されるため、プライバシーに配慮した運用を実現している。

エッジAIプラットフォームActcastの特徴まとめ

エッジAIについて

エッジAIとは、デバイス内でAIの処理を実行する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• デバイス内でリアルタイムにAIデータを処理可能
• 必要最低限の情報のみをクラウドへ送信しプライバシーを保護
• 小型で安価な汎用デバイスでの高度なAI解析を実現

エッジAIカメラ「ai cast」は、AIアクセラレータ―チップ「Hailo-8」を搭載した1台8万円の低価格ながら高性能なカメラである。小売業や製造業での活用に加え、セキュリティや防犯用途のインフラカメラとして、スマートシティにおける街や自動運転車両の見守り用途としての活用も想定されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Idein、CTCとヨドコウ桜スタジアムが実施する実証実験にエッジAIカメラソリューションを提供 | Idein株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000026271.html, (参照 25-01-17).

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