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公開：2025-01-25

ディラックが6面展開図のように開くMini-ITX専用PCケースModel 0 Flamingoを発売、革新的な折りたたみ構造で組み立ての簡便性を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ディラックがMini-ITX専用PCケースを1月30日に発売
• 6面展開図のように平らに開くことが可能な革新的設計
• 価格は2万3,980円前後で専用200W電源を同梱

ディラックのMini-ITX専用PCケースModel 0 Flamingoの特徴

ディラックは小型PCケース市場に向けて、革新的な構造を持つMini-ITX専用PCケース「Model 0 Flamingo」を2025年1月30日に発売する。マグネット式のツールレスの切り継ぎ部品を採用することで組み立てが容易になり、高品質3-アンチファブリックを使用してスウェード調の肌触りを実現している。^[1]

本体サイズは81×206×208mmと非常にコンパクトながら、専用設計の200W 80PLUS Bronze電源を標準搭載している。通気性を考慮した設計により、天面の大型メッシュ部分から吸気し、サイドの通気口から排気する効率的な冷却構造を採用した。

PCケースには帯電防止、防火、防カビ加工が施されており、長期使用における安全性と耐久性を確保している。設置方法は縦置きと横置きの二通りに対応し、付属の磁気フットスタンドによって安定した設置が可能になっている。

Model 0 Flamingoの仕様まとめ

3-アンチファブリックについて

3-アンチファブリックとは、3つの防止機能を持つ高機能素材のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 帯電防止加工による静電気対策
• 防火加工による火災リスクの軽減
• 防カビ加工による長期使用時の衛生管理

Model 0 Flamingoに採用された3-アンチファブリックは、高品質なスウェード調の肌触りを実現しながら、PCケースに求められる安全性と耐久性を両立している。防火性能と帯電防止機能により電子機器に最適な環境を提供し、防カビ加工によって長期使用における品質維持を可能にしている。

Model 0 Flamingoに関する考察

Model 0 Flamingoの革新的な折りたたみ構造は、PCケース市場に新しい可能性をもたらす画期的な設計となっている。従来のPCケースでは実現できなかった組み立ての簡便性と、コンパクトな収納性を両立させることで、Mini-ITXケース市場に新たな選択肢を提供することになるだろう。

今後の課題として、60mm以下という厳しいCPUクーラーの制限が挙げられる。市場に流通している吸気型CPUクーラーの選択肢が限られており、ユーザーのカスタマイズ性に制約を与える可能性が高いため、対応CPUクーラーの拡充やメーカーとの協力体制の構築が望まれる。

200W電源の採用により、Mini-ITXケースとしては十分な電力供給が可能となっている。今後は折りたたみ構造を活かしたケースサイズの拡大や、より高出力な電源モデルのラインナップ追加など、製品展開の多様化にも期待が寄せられる。

参考サイト

1. ^ 株式会社ディラック. 「Model 0 - 欲しいPC DIYパーツを世界から－株式会社ディラック ( Dirac )」. https://dirac.co.jp/m0/, (参照 25-01-25).

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